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天才を育てる!?

ここ10年~20年で様々な情報による革命が起きてきた。

近年でいうと、iPhoneなどの電子機器によって、一部では、パソコンほど性能が良いわけではないが、それに匹敵する、あるいは、個人での情報収集をインターネットを利用して行う程度なら、動画を見るにしろ、それほど問題ない程度には、一般化しつつある。

iPhoneが出る前には、考えにくかった情報がいくらでも入ってくる時代、情報過多の時代になったとも言えるだろうし、そうなると、10年後、20年後の未来を想像するのも難しくはなくなった。

ここからは、話がかなり逸れてしまうが、今後の社会のことで、未来で起こりうる可能性の高いことを少しだけ話をしておきたい。

それは、日本人の多くは、なぜ日本語を話せるのかという話題である。普通に考えると当然であると思われがちなこのことだが、今後の未来を考える上では、非常に役に立つ話になる。

おそらく、その答えは人それぞれで考えは異なることもあるだろうが、この要因に挙げられる一つの例としては、親が日本語で情報を与えようとしたからだ。もちろん、日本に住んでいる場合、親以外の周囲のコミュニケーションも多くの場合が日本語であるから、日本語は改めて勉強や教育を受けていなくても、日本語に不自由しない程度までなら、話せるようになるだろう。

日本語というのも、1つの言語であり、情報である。

日本語を話すことに不自由しないのは、日本語で情報を常に浴び続けているからである。

そこで、情報過多になった今の時代を考えるわけだが、たくさんの情報を知らず知らずに浴びている今の子どもは、日本語もとより、私たち以上に情報に不自由しなくなっている。

どういう意味かというと、情報の才能を持った人たちで社会はあふれていくのではないかと考えられる。才能を持つ者、通常天才と呼ばれる人たちが、今の社会よりも加速的に出現してくるのではないだろうか。

そこでは、さまざまな才能を小さい頃から自然と磨いている人たちの出現があり、当然、そういった社会になってしまうと、才能を持っているがゆえに挫折をした天才になり切れなかった落ちこぼれも多く存在する。学力に絞って言うならば、学力Topの層と学力底辺の層の二極化がますます進むことになるだろう。

今の時代までなら、まだまだ東大に行くこともそれほど難しくはない。本当に行きたいのなら、どんなに勉強が苦手な人でも、しっかりとした学習環境を持ち、毎日コツコツ勉強をやっていけば、1年~3年かければ、ほとんどの人が東大レベルにまでなら到達する。

これは、今の時代の主流が秀才であるからに他ならない。もし、東大が才能を持った人間で溢れかえる時代がくるとするなら、東大に行きたくても10年以上勉強をしても東大に入れるレベルにすら及ばない人たちも多くなることだろう。

ここで今社会に出ている私たちが考えないといけないことは、天才を育てる環境を個人で準備しておく必要があるということだ。もし、10年後、20年後に会社に入ってきた後輩が、天才なんていうのも考えられるし、その場合、私たちがどのように関係を持つかによって、才能を加速的に伸ばせるかどうかが変わってくる。

今の日本だと、そもそもある意味では、何も才能を持たない人でも社会経験が豊富な人が優遇されるような傾向があるが、このルールがシステムとしてあるような会社だと、天才は会社に十分に貢献できなくなる。

加速的に才能も伸ばせないし、最悪の場合、才能そのものが機能しなくなり、天才ではなくなるおそれだってある。

もし、天才を育てるつもりがないのなら、天才だとわかった瞬間に天才を手放す勇気だって必要になるだろう。会社が天才を社会的に殺すようなことだけは、何があってもやってはいけない。


ここまでの話は、多少バカげた話に聞こえるかもしれない。ただ、そういう時代がもし来てしまった場合、あなたが社会で生き残るためには、何か手を打っておかなければならない。

そのためにも、天才が身近にいるかもしれないという意識を持ち、準備をしておくことでどのような時代が来ても対応していけるようになるんじゃないでしょうか。

これは、10年後、20年後以降の可能性の話です。実際に来るとは限らないので、何か行動をする際は、自己責任で行動してください。

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