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大人の遠足 立山登山に行ってきた①

有給とって、激混みシルバーウィーク直前の立山へGO!


夜行バス

22時、毎日新聞社ロビーに山装備を携えた中高年が殺到する。

わたしも友人と待ち合わせで、キョロキョロ。ウキウキワクワクドキドキ。「あ!来た!久しぶり〜〜!!」からのペチャクチャおしゃべり。こういう感覚は小学生の頃から変わらない。

毎日あるぺん号だと往復28,500円。
これはスケジュール的にもお金的にも超お得だと思う。直通で登山口である室堂ターミナルまで行ってくれるので楽。
これ以外だと、乗り継ぎもしないといけなかったり、前泊も視野に入ってきてしまう。それほどに室堂自体がすでに山奥である。

ちなみに、夜行バスを乗りこなすコツは、寝れなくても問題ないと自信を持つこと!実際、寝れなかったー・・・と思っても意外と山は歩けちゃう。
安心して、ただ目を瞑っておけばオッケー。

ガスの雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)

立山とは、雄山・大汝山・富士ノ折立という3つのピークの総称らしい。
その立山と、真砂岳と、別山をぐるっと周るルートを1日目とした。

総距離8.5km。約1000mアップ、1000mダウン。


天気予報では午後から雨。なので8時に室堂に着いた時点でガスが上がってきてる。

いきなりのガスの一ノ越山荘

最初のピークまでグッと高度を上げていく。急登。
眺望のないピークをどんどん踏んでいく...。

晴れていたら絶景なんだぞ、という雰囲気を醸し出す山

眺望ない中、アップダウンを黙々といく。結構疲れる。

すごそうな雰囲気を醸し出してはいる.…。

剱御前小屋あたりからポツポツ雨が。レインを急いで着込む。
下山は滑る。雨足は次第に強まる。脚がヘロヘロになりながらも、命からがら、今日泊まる雷鳥荘へ。

大粒の雨の中、絶望の地獄階段をトボトボと登る友人。


雷鳥荘の温泉

この立山には、地獄谷といういかにも温泉が湧きそうな谷がある。

この世には、様々な地獄がある


わたしたちも、雨でずぶ濡れになったザックやレインを干し、すぐ温泉にかけ込んだ。芯から冷えちゃったのだ。

雷鳥荘公式HPから。この日は雨なので窓は真っ白

この温泉が最高。
硫黄の香りがするが、分析書の表示では単純温泉。つまり自律神経に効く温泉!…とあるが、よくHPを読んでみると単純酸性泉かもしれない。
源泉が熱いため加水だけど源泉掛け流し。
めちゃくちゃ気持ちよかった・・・。

そして、お待ちかね!キンッッキンに冷えたビール!沁みるわ〜〜〜〜。湯上がり浴衣で乾杯!外の雨を眺めながら。ヘロヘロに疲れて雨に打たれてからの温泉からのビール。こういうビールが最高に美味いのよ・・・。

ご飯を食べて、もう一回浸かって、19時には2人とも寝てしまった。

夜中、月の光で目が覚めたけど、4:30までぐっすり寝ちゃいました♪

②につづく

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