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鬱だったとき「ちゃんとの呪い」にかかってた

鬱になる人たちって真面目っていうよね。あなたも、真面目なんじゃないかな?

「ちゃんとしなきゃの呪い」にかかってないかしら?

とものすけの場合

私は第一子。一つ下の弟は、お母さんにべったり(笑)父方の祖母が同居してたから、おばあちゃんにくっついてました。おばあちゃん子だった。

おばあちゃんは、3人の子供を育てた肝っ玉かあちゃん。おじいちゃんは戦後すぐ亡くなったそう。だからなのか、礼儀にとっても厳しかった。

ちゃんと座ること。

ちゃんとご挨拶すること。

ちゃんと丁寧な言葉を使うこと。(クレヨンしんちゃんの真似したときは、激怒されたなぁwww)

ちゃんとよそ様や、目上の人を敬うこと。

お行儀よく、お上品に。

ちゃんとの呪いにまんまとかかりました(笑)いや、おばあちゃんを恨んでるとか、おばあちゃんが呪いをかけたわけではなく、これを受け取った私が自分で呪いをかけたのね。

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「ちゃんとしていない子はダメ。イイコ以外はダメ。捨てられちゃう。愛されない。ちゃんとしないといけないのだ。」

そう自分に刷り込んでしまった。

父親は過保護なタイプで、娘の私に甘々(笑)なんでも買ってくれるし、行きたいところは連れてってくれるし、忘れ物のフォローもしてくれる。この過保護具合を甘んじて受けてれば、「失敗しても大丈夫ー。私は絶対愛されるー。」っていう楽天的な性格を形成できたはずなんだよな…。なんだけど、現実はちゃんとの呪いにかかって、いろいろしてくれる父にすら「こんなこと父さんにさせちゃうなんてダメだ!」って罪悪感を持ってた。

母親は長男の嫁。だもんで、祖母とはたまーに大喧嘩を繰り広げてた。そこに私の話が入ることも多々見てたのね。

「ちゃんとしてないと、お母さんがおばあちゃんに叱られちゃう。」

そう思って、もっとちゃんとしようと思ったのかもしれない。今となってはちょっと思い出せない。覚えてるのは、ただただ悲しかったってこと。

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簡単な呪い解除法

あなたには「ちゃんとの呪い」はかかってませんか?思い当たる人は、ちゃんとの呪いを解除してほしいな。

周りの人が「ちゃんとの呪い」にかかってそうなあなたは、場面場面で「ちゃんとしてなくても大丈夫だよ。」って、声をかけてあげてほしい。信じられんかもしれんけど、ちゃんとの呪いにかかってると「ちゃんとしてない私は嫌われた」とか、自分を責めちゃうが故に相手からも責められると思い込んでるんよね。

呪い解除の方法は沢山あるけど、簡単にできる方法を一つお伝えするね。ちゃんとの呪いにかかって、ちゃんとしてる人になろうと思ってる人は、店員さんにお礼を言ったり、タクシーやバスの運転手さんにお礼を言うのが当たり前になってるよね?お礼言うのをやめてみて?お礼言わなくても大変なことは起きないっていうのを、肌で感じてほしい。ちゃんとしてなくても大丈夫だし、愛されるって。お礼を言わないってだけで、ちょっとドキドキするかもしれん。言わないなんて失礼な人になりたくないって思うかもしれん。でも、勇気をもってやってみて。お礼を言わないのが普通になってきて、お礼を言わないことになんも感じなくなったとき、世界が広がるから。「これでも大丈夫なんだ」って。

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今まで「ちゃんとの呪い」にかかってた人は、「お礼を言わなくてはならない世界」に住んでたんよ。それは、お礼を言う人はOKで、言わない人はダメな世界。お礼を言わないを続けて、それが普通になった時、「お礼を言っても言わなくてもどっちでもいい世界」に行けるんよ。お礼を言う人もOKだし、お礼を言わない人もOKな世界ね。こうやって世界が広がってから、好きな方を選べばよろし(^▽^)お礼を言うのが気持ち良けりゃそうすりゃいい。お礼を言わない方が好きなら、そうすりゃいいのだ。

ちゃんとの呪いから解き放たれよう✶


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