フランスで過ごすクリスマス
クリスマスのnoteを投稿するのをすっかり忘れていて、今更投稿します。
2023年のクリスマス。ブルターニュにて。
トップの写真はキラキラなパリのヴァンドーム広場。
▼パリのクリスマスの様子はYoutubeから
ブルターニュの海沿いの街でクリスマスを過ごした。
パートナーのお母さんと叔母さんが振舞ってくれた手料理。
お手伝いしようとする子供たち。
キッチンで何度か手伝おうと試みたものの「良いから座ってなさい」と若干怒り気味で言われたりもした(笑)
総勢20人集まったクリスマスイブのディナーの時は、
どこから持ってきたのか大きな机をリビングに3台出して、クリスマスらしい赤い色にゴールドの模様がついたテーブルクロスをかけた。
初のエスカルゴは1口だけ。
手作りのソースがとても美味しくて、レモンをかけて、ソースにバゲットを付けて沢山食べた。
松の実とチーズとバジルソースがうまく絡み合い濃厚だけど飽きない味。
オイスターはお腹が痛くなりそうで手を付けず。
4歳になる姪っ子ちゃんのために、
彼女の叔父さんにあたるクレモンが、サンタに扮した。
サンタさんが来ているよ!と大人たちが言って、窓を覗くと、大きな庭をドシドシ歩いてくるサンタさん。
姪っ子ちゃんは少しびっくりしながら、ハグをしたり、サンタさんの耳に何かひそひそ話で喋っていた。
でもサンタが帰ってから、
「何かおかしい、さっきあそこに座ってた人にすっごく似てた!」と、ディナーの時にクレモンが座っていた席の方を指しながら大声で言ったので皆んな大笑い。その後、サンタ役から戻ったリアルクレモンやお母さん達が色々話して、「あれはサンタさんだったんだ」と最終的には納得してくれたみたいで皆んなホッとしてた。
カードゲームやボードゲームが沢山あって、全部初めてのゲームばかりだったけど遅くまで皆んなで遊んでとても楽しかった。
ブルターニュは天気が変わりやすい。雨かと思ったら、突然日が差してきて、虹が出たり。虹はよく出るらしい。
天気が良い時には、海辺の遊歩道をみんなで散歩したりした。
それにしてもフランス人の人ってよく喋る。何かしらずっと話している。どんなに些細なことでも膨らませて永遠に話せるみたい。
そして夜寝る前も朝起きてからも、この家族はビズ(頬にキスをするフランス流の挨拶)をしておはようとおやすみを言う。
フランスの暖かな家庭を感じることが出来たとても賑やかなホリデーになった。
この家には4歳の猫のナラちゃんがいた。
首周りにライオンみたいなフサフサの毛があるゴージャスな猫ちゃん。何もかも知り尽くしていますといったような涼しい顔で廊下を悠々と歩く姿はまるで小さなライオン。
家の中の全ての部屋に自由に足を踏み入れられる状態じゃないと嫌なようで、ドアが閉まっている部屋があると、ニャーンと泣いたり、手でガシガシとドアを引っかいたりして、開けてくれとせがむ。大の猫好きな私は、どんなに夜中に起こされようと、ドアを開けてあげた。
ナラちゃんには自由なようで毎日ルーティンがしっかりあった。朝早くに起きて2階で寝ている私たちを起こしに来る。暫くの間ベッドの上か横に座ったら、1階に降りていく。
朝のお散歩は2回。出ていくときはキッチンの窓から、帰ってくるときは暖炉のあるリビング窓から。
最後の日は毛が朝露にびっしょり濡れていた。それにおみやげを捕まえたようで何か口に咥えていたのだが、部屋の中には持ってこないで!と懇願したら、庭にそっと置いて少し笑みを浮かべながら(そう見えた)戻ってきた。
猫は大好きだが飼ったことはなくいつか飼ってみたいなとずっと思っているけど、こんな風にお土産(虫やネズミとか)を持ってくることは想定していなかった。
ブルターニュに行く前はパリのキラキラなクリスマスも楽しめたし、やっぱりヨーロッパのクリスマスは特別だった。来年のクリスマスはどこにいるだろうか。
Youtubeも始めました。
パリ生活を撮ったゆるめのVlogをあげているのでもし興味があれば是非見ていただけると嬉しいです♡
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