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フランス生活

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フランスでの日々をつらつらと。
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光に魅せられるパリの6月。

6月は1年で最もワクワクする月である。自分の誕生日が6月だからという理由が大きいのだが、とりわけ今年の6月はヨーロッパで迎えることになる。ヨーロッパの6月は最高だ。 日本は6月と言えばじっとりとした梅雨の季節。一方でヨーロッパはというと、日本とは正反対のような、カラッとした晴れの日が続く、正にベストシーズンと言える。「ヨーロッパの旅行ベストシーズン」とネットで検索しても、5・6月をお勧めする情報をよく目にするだろう。 忙しなく、活力にあふれて、”生きている”パリだが、時々

フランスで暮らす私の"日々の大切な習慣"

フランスに住んでいようと、日本に住んでいようと変わらない習慣がある。それは、日々お茶と白湯を飲むこと。 朝いちばんに白湯を飲むことは、「体温がゆっくりと上がり、内臓を目覚めさせることで起きたばかりの体にスイッチを入れることができる」とよく聞くし、良いことだと思う。 しかし、私の場合は、仕方なく始めた習慣でもあった。 緑茶が大好きで、1日中飲んでいても飽きない。フランスに引っ越してきてからは、母が日本の美味しい緑茶の茶葉を送ってくれるので、それを大事に大事に飲んでいる。フラン

ルーブル美術館の年パスをゲットしました!

こんにちはKikiです。 タイトルの通り、遂にルーブル美術館の年パスを購入いたしました👏 ずっと気になってはいたものの、ルーブルは無料開放日もあるため、年パスの購入をためらっていました。 ですが、来月と再来月に両親や親戚がパリに遊びに来ることもあり、思い切って購入してみました! ルーブル美術館の年パスって? 「年パス、年パス」と言っていますが、正式名称は 、 「Amis du Louvre」日本語で「ルーブル友の会」です。 26歳未満であれば、なんと€15! 26歳か

【オルセー美術館】特別展レポ《パリ1874年、印象派の発明》

こんにちは、キキです。 最近のパリは、すっかり暖かくなり春めいたと思いきや、いきなり土砂降りの雨が降ったり、冬に戻ったような底冷えの日があったり、天気がなかなか落ち着かない、4月です。 さて、なんと2024年は印象派が誕生してから150周年という節目の年ということで、パリを始めフランスでも様々なイベントが開催されています! その中の1つ、パリのオルセー美術館で印象派にフォーカスした特別展示が開催中なので、さっそく行ってきました。 【Paris 1874. The Impr

再生

旅Vlog|モンサンミッシェルとブルターニュの街散歩

こんばんは!フランス在住のキキです。 去年旅行したモンサンミッシェルとブルターニュの街のVlogです。 一緒に散歩している感覚で楽しんでいただけたら嬉しいです♡ ーーーーー モンサンミッシェル。言わずと知れた世界遺産。死ぬまでに見たい/行きたい100選的なテーマでよく登場する、「THE・世界の絶景」というイメージ。 正直、世界遺産!絶景!と言われる場所に対して、「とは言ってもちょっと誇張してるでしょ?」とか、「実際に行ってガッカリするのが嫌だな」とか斜めに構えていることも多々ありました。 でもやっぱり、自分の目でみた景色はとても美しく、感動!! 有難いことに世界の絶景と呼ばれる場所を沢山巡ってきた過去を振り返ると、やっぱり絶景と言われているところは毎回想像を超えてくるなと思います。パリの街並みしかり、モンサンミッシェル、モロッコのシェフシャウエン、サグラダファミリアなどなど… その時の感動は一生ものです。もっと色々な景色を見たい! それから、サン・マロというブルターニュの港街も訪れました。 美味しいお茶が飲みたくてサロン・ド・テを探していたら、日本の雰囲気を感じるお店を発見。私は緑茶やほうじ茶ジャスミン茶など、アジアのお茶が大好きで、それを期待して入りました。 ジャスミンティーと緑茶のブレンドのお茶を注文。海風と曇り空の天気で少し体が冷えていたので、温かい馴染みのお茶が体を芯から温めてくれました。 そしてなんと店員さんが日本人でした!異国の地で日本の方に会うと嬉しいです。 Youtube vlogも是非見てみてください♡

パリ最古の映画館で「PERFECT DAYS」を観た夜。

今日の散歩は18区 最近の休日の過ごし方というと、パリをひたすら歩くこと。 「今日はここら辺を歩こう」とざっくりと場所を決めてその周辺をただただ 散歩する。 最近のパリは天気が変わりやすく、曇りだと思ったら急に晴れたり。晴れるとやっぱり外に行って太陽を浴びたくなる。 パートナーとの定番フレーズも「今日はどこを散歩する?」「ちょっと散歩しない?」など。 話は少し逸れるが、フランスには「移動する」ことを表す言葉が多いと以前本*で読んだことがある。歩く速度や目的によって使い

フランスのアルプスで1週間のスキー旅行

フランスのアルプスに1週間籠っていた。 大自然に囲まれたスキーリゾートで、360度美しい雪山に囲まれた部屋に泊まった贅沢なバケーション。 ▼Youtubeのvlogはこちらから フランス人はご存じの通り、バカンスをかなり大事にしている。バカンスの為に生きていると言っても過言ではない(と思う)。 私のパートナーとその友達、総勢10人でのアルプススキー旅行だった。まるまる1週間の有給を合わせて取ることって結構すごくないか?この1月終わりに。 それについこの間、クリスマスホリ

フランスで過ごすクリスマス

クリスマスのnoteを投稿するのをすっかり忘れていて、今更投稿します。 2023年のクリスマス。ブルターニュにて。 トップの写真はキラキラなパリのヴァンドーム広場。 ▼パリのクリスマスの様子はYoutubeから ブルターニュの海沿いの街でクリスマスを過ごした。 パートナーのお母さんと叔母さんが振舞ってくれた手料理。 お手伝いしようとする子供たち。 キッチンで何度か手伝おうと試みたものの「良いから座ってなさい」と若干怒り気味で言われたりもした(笑) 総勢20人集まったクリ

マダムの魔法の言葉@パリ

初めて訪れたオルセー美術館のトイレで私は鏡を見つめていた。 その日、体のラインに沿ったピッタリとしたニットのワンピースを着ていた。そのワンピースは大好きだけど最近運動を少しさぼっていたのとフランスの美味しいパンや焼き菓子を食べすぎていたせいで自分の体に少し自信がなかった。 美術館のロッカーにジャケットを預けたので、このワンピースで館内を歩かなければいけない。それに最近生理前且つ空気が乾燥しているせいか肌の調子が悪い気がするし、寒くて唇の血色もあまり良くない。保湿用のリップを

フランスに引越して1週間日記|念願のオランジュリー美術館、カフェetc.

こんにちはKiki(キキ)です! フランスに移住してもう2週間が経とうしています。 新しい土地に行くと1日があっという間に感じますね。 今日はフランス1週間目の日記をお届けします。 ーーーーー ヨーロッパ文化遺産の日 パリに到着した日は9月第3週目の週末。 ちょうどヨーロッパ文化遺産の日。 毎年この2日間、なんと普段一般には非公開の歴史的建造物が無料で一般公開される! エリゼ宮(大統領官邸)やパリ市庁舎など。 こういう文化的なイベント大好き!かなり楽しみにしていた。 時

私がフランスを移住先に選んだ5つの理由

こんにちはフランス パリ在住のKikiです🌼 今回は私がフランスに移住した理由について書きたいと思います。 私は2023年秋に引っ越し、現在フランス パリで生活をしています。 (フランス移住1日目の日記noteはこちら) ビザはワーキングホリデービザになります。 一旦1年で帰国予定ですがビザを切り替えて再度渡航する予定です。 1.ヨーロッパのどこかに住みたいと思っていた 高校生から大学生時代にかけて、ヨーロッパに何度か留学や旅をしてきました。 ヨーロッパの雰囲気がすごく

たゆたえども沈まないパリへ。フランス移住1日目

パリに着いた。 着いてしまった。 今の気持ちをフレッシュな状態で残したく、早速パリ1日目の日記のような、エッセイのような。 ーーーーー ヘルシンキ経由で合計17時間。遂にフランス パリに到着。 最後まで少しでも「日本」を感じたくて飛行機はJALにした。 自分で決めたことなのにいざ日本を離れるとなると、なんだかマリッジブルーのような気持ちに。 家族や友達と離れるのが特に辛く、学生時代の留学時はむしろワクワクしていたのに… 寂しい気持ちはあるのに、パリに住む実感は湧かず、