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2024年4月21日 自愛

 手紙やメールの末筆に、相手の健康を気遣って「ご自愛ください」と書き添える人も多いのではないでしょうか。
 この「自愛」には、自分の言行を慎む、自重する、という意味もあるのです。
 『老子』の第72章には、「自愛不自貴」という一説があり、「自らは愛しても、自らを貴ばず」と書き下すことができます。
 「自らは愛しても」は、自分の内的な感覚の基準は自分にあり、気分の浮き沈みを含め、自分が得た感覚は大切なものだ、というような意味です。
 それに対して「自らを貴ばず」は自分の感覚だけでは客観性を欠くので、感覚を絶対視してはいけない、との意味であると考えられます。
 私たちも仕事に慣れてくると、勘や感覚に頼りがちになっている場合があります。自分の直観に対して他者の意見を聞いたり、感覚を数値化して比較検討したりすることなども必要でしょう。
 そうした姿勢が、自らを大切にする「自愛」につながるのかもしれません。

今日の心がけ◆正しく自分を尊びましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年4月号より引用


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【1】 著者の個人的な感想

こんな話を前にも書いたとは思いますが、私の性格は「自分の言動を慎み過ぎる」「自重しすぎる」部分があるので、もう少し自分らしさを出して図太く生きていってもいいのかなって思っています。これまで他人99.2:自分0.8くらいの割合で生きてきたので、人生折り返し地点の40歳からは他人60:自分40くらいでバランスが取れるよう心がけています。

で、44歳になった今の状況は…他人90:自分10くらいでしょうかね苦笑
性格はなかなか変わるものではありませんが、体がまともに動く40~50代のうちに正しく自分を尊べるようにしたいと思います。

さて朝礼では。

自分と他人の『ご自愛』の割合に正解はありません。適切な割合は個人や状況によって異なります。今の私生活や職場環境にあったバランスを見つけてみんなとうまくやっていきたい、みたいな話をしてみましょう。


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【2】 意見を述べてみよう

今日の内容は頭では分かっているのですが、なかなか実践に…

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