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神様のお膝元

わたしはハワイが大好きで大好きで、5年以内に移住するぜ!というくらい好きなのですが、わたしがハワイを好きな理由のひとつが、ハワイアンの信仰にあります。彼らは日々神様をとても身近に感じながら暮らしています。というのも、厳しい自然に囲まれているからです。

ハワイは熱帯気候に属し、南国でいつも暖かく、パラダイス!!というイメージがあります。花々が咲き乱れ、実り豊かなイメージ。

しかし、実は過酷な自然に囲まれています。大きな川や湖がすくないため真水がとても貴重です。ハワイ島はいつ噴火するか分からない火山があります。島の東側は雨が多く、西側はとても乾燥しています。そんな自然が豊かでかつ厳しい場所なので、日々祈りを神に捧げ、収穫があれば神に感謝するというのが習慣になっています。そして、それは21世紀になった今でも人々の生活に根付いています。

祈りと感謝の中に生きる。それが自然とされている。そういう心の在り方が好きなのです。もちろん全員がそうではないし、今はアメリカのひとつの州なので、キリスト教を信仰している人もたくさんいます。

それでも、彼らの在り方からは、何か大きなものに生かされているという感謝を感じることが多いのです。大地や雨、太陽、風、海。それらからいただいたものを大切に食べ、命をつなぐ。それを見ていると、自分の在り方を振り返って背筋を伸ばしたくなります。

わたしがハワイを好きな理由のひとつです。


キラウエア火山にあるボルケーノハウスのロビーの暖炉。女神ペレが火を見守っています。朝晩は寒く、実際に火が入っていることが多いです。



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