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知らないより知っている方が良い

半年に1回の定期診察が、あと1年半。というのは、3年半前に乳がんの手術をしたので、5年のフォロー中なのです。

2019年の年末に受けたエコーで乳がんが見つかり、2020年3月に手術をしました。世の中がコロナで大騒ぎになる直前で、退院2日後にその病棟に勤務していた看護師が陽性となり、すべての新規入院を取りやめたというタイミングでした。

わたし自身の乳がんはステージ1で転移もなかったので、経過観察もお気楽です。抗がん剤もするかしないか、自分で選ばせてもらいました。

なぜ、ステージ1で見つかったのかと言うと、乳がん検診ではマンモグラフィーではなく、エコーを選択していたからです。

わたしはかつて医療機器の業界に長くいて、日本人女性の乳がんの発見には、マンモグラフィーよりエコーが向いているという話を知っていたから、エコーを受けるという選択を常にしていたことが大きいと思っています。

知っているのと知らないのとでは、選択が変わります。わたしは、同年代の女性で乳がん検診を受ける方にはエコーを勧めていますが、なぜかマンモグラフィーを選択する方が多いのも実情です。

だけど、あのときそっちを選んでいて良かった!と思う方が増えるように、今日も細々と伝えています。

ゲームも選択の連続です。とれる選択肢は多い方が、戦略が立てやすくなりますね。

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