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インドにどうしても行きたくて、電車で隣に座ったインド人に頼み込んで一緒に旅をしてきた話

この記事で言いたいことは、優しさの循環を回していこうということです。

夏休みの最後、インド旅行をしてきました。

暑い暑いインドが待ちわびてるかと思いきや全部雨。でも、インドの人は雨が好きなんだそう。雨が降ってきたら、それを「良い天気だ」と、みんな言うらしいです。
※この話は、昔自分がnoteに書いた記事と話が被っていたので、リンクを載せておきます。

インド旅行では、色々と考えることが沢山あったので、それをnoteに書き記したいなあと思います。今回は、まず【インド旅行に行くまで】を。

そもそも、なんでインドに行きたかったのかと言うと、高校時代の数学の教師が「インドにはもう二度と行きたくない」と吐露していて、「そんなどでかいインパクトを残すインドとはどんなものなんだろう…」という興味からでした。

でもここで問題が。皆さんインドにはどんなイメージがありますか?

多分、皆さん「インド=恐い、危ない」というイメージをお持ちではないでしょうか。しかも女だけで行っても良いものか。一緒に行ってくれる男性は無。

そう考えた結果、「日本に住んでいるインド人と仲良くなって案内してもらおう!」でした。(頼れるところはとことん頼っちゃおう思考)

そこから、インド人が友達にいそうな友達に片っ端から声をかける日々…。が、見つからず。
もうインドカレー屋さんに通い詰めて、その店員さんと仲良くしようかと思っていた矢先…

渋谷のクラブから、オール帰りの朝の電車で、すっぴん&洋服ボロボロの私に声をかけてきた隣の席の外国人。

その人は、面白くて陽気で、オール明けの私もテンションが上がっていて、初対面でも会話が弾み、その人がインド人だとわかるや否や、すかさず、実はインド旅行を考えていて一緒に行ってくれない?と頼みました。

そしたら、たまたまその人もその週あたりにインドに帰るバカンス休暇を取っていたらしく、多分オッケーと言われる。

「多分…?」

となり、本格的にアポイントを取るために、いくつか打ち合わせをその後もカフェ等でしました。

そこで分かったことは、彼はインド一の名門校出身、現在は立派な会社でエンジニアをしている。束の間の嬉々の後、「東大の人でも変な人はいる」と頭によぎる。話がうまく進みすぎて、ちょっと疑いモードに入ってくる私。(頼んでる側なのに)

インド旅行は、女の子の友達も誘って、万が一の時は2人で生き延びようと決意。

結論、彼はめっちゃ良い人でした。

なんなら、私たちにインド旅行のプランも立ててくれたり、インドのサリーなどをプレゼントしてくれました。

なんでそんなにしてくれるの?と最後に聞いたら、

「僕も日本に来て、沢山大変なことがあった。その時に、色んな人が助けてくれたから、今度は私が返すと思った。」

のだと。本当に感銘を受けました。

やっぱり、やれる人が返していく。先輩が後輩に奢る文化とか、母親が子供に愛情を注ぐとか、全部そうだよなと思いました。

私も誰かに優しく明日からしていこうと思います。こうやって、世界が平和になれば良いと思います。私は彼から大事なことを教わりました。本当にありがとう。Balaさん。

インドでは色々見ました。考えさせられました。行って良かったです。

タージマハルのガイドさんが何度も言っていた「Everything is valance」
インドの街中のおじさんが入れてくれたチャイ

ちなみにインド最終日には私も友人もどちらも食中毒になり、帰国後の今も悶えている闘病中です。これもまたインドの良い思い出です。(現在進行中)

bye~


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