旅の思い出《ハワイ島・3/18-3/21/2021》③
久々の家族旅行をしてきました。
10年以上前に1回行ったきり、夫婦そろって全く記憶も写真も残っていないので、ハワイ島初心者です。
旅の内容は、子供(9歳・6歳)に合わせたものとなっています。
旅行計画は何となくしか立てない夫婦なので効率が悪い回り方ですが、少しでもどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
(前回の続き)
二日目
朝方、眩しくて目が覚めます。
昨日までの雨降りとはうってかわり、どうやら今日は晴れ模様。
チェックアウトまで少し時間があったので、
子どもたちは施設内にあるプレイグラウンドに走っていきました。
プレイグラウンドで子供たちを見ながら、これを発見。
全然知らなかったんですが、第二次世界大戦中に日本がパールハーバーを攻撃した後、この施設はハワイに住む日本人(日系人)の拘留所になっていたようです。
パールハーバーの歴史は、今でも日常的に語られます。
うちの息子がまだ6歳のキンダーガーテンの時に、
「マミー、日本人は悪者なの?今日友達に、『〇〇の事は好きだけど、日本人はパールハーバーを攻撃したんだ』って言われた」
と話してきてビックリしたことがありました。
『自分の国のために命をかけて戦ったんだよ、悪い人じゃないよ。だって〇〇のじいちゃんもばあちゃんもおじさんもおばさんも、みんないい人でしょ?』と当時6歳の息子に話した記憶があります。
とっさに聞かれた6歳の質問に対して、どう回答をしたら良かったのか、未だに分かりません。
つい昨年も、近所のお友達(両親ともに白人、軍人)に「〇〇は日本人なの?日本人はパールハーバーを攻撃した」と言われたことを話してきたことがありました。 Nerf Gunで闘いごっこをしていたらしいです。
近い将来、歴史の時間に学ぶと思いますが、一方的に偏った見方をせず、ニュートラルに両サイドの立場になって考えられる人になって欲しいな、と思います。
歴史だけではなく、何事もそうですが。
広い世界に出て、違うタイプの人たちと出会って、ドラクエの主人公のようにたくましく育ってほしいです。
話は旅行に戻して、チェックアウトのあとは、昨夜見たハレマウマウ火口をも一度見に行きました。
ハワイの州鳥のNe Neもマスクをつけています。
昼間はまた違う顔を見せてくれますね。
そして、またまたこちらも昨日ははっきりと見えなかったのですが、Steam Ventsに戻ってきました。
今日は快晴、視界も良好!!!
スチームが出まくっています。
ちょっと怖くもなったりしました。
そしてそして、本日のメインの1つ。
キラウエア・イキ・トレイルです!
9歳と6歳の子連れで、途中で写真撮ったり、植物や溶岩を観察したりして、約3時間でまわれました。
一番上から涼しく快適な林の中を降りていき、
どんどん下ると、下に溶岩が見えてきました。
遠くの方に、溶岩の上をを歩く人たちが小さく小さく見えてきます。
私たちもそれを目指して歩きます。
息子もブーブー文句をいいながらも、やっと下までたどり着きました。
さっき見下ろしていたスタート地点が遠くに、今度は上を見上げています。
ここまででやっと半分。
溶岩の上を歩き続け・・・
足が痛いと、溶岩のクレーターど真ん中で、6歳の娘がシクシク泣きながら歩き続けます。
持ってきたバナナが大活躍でした。
荷物持ってあげようか?とオファーしたにもかかわらず、〇〇ちゃんのものだから自分で持つ!と。
そして、家から持ってきたキティちゃんのぬいぐるみをバックパックから取り出し、
「キティちゃんが頑張れって言ってるから、頑張る」とキティちゃんを腕に抱きながら歩ききりました。
我が娘ながら、この子はいい女になるぞ、絶対!(笑)
根性があるのと、自分で自分を励ます方法をもう知ってるなんて!笑
息子は、まさかのこの足場の悪い溶岩の上をあるきながら、途中ブーブー文句言いつつ、まさかの!
ポケモンGOやっていました。
完全にスクリーン中毒ですね。
途中で、足元キラキラ光ってる~!と寄り道しながら歩きましたが、子供目線で歩くのって本当に楽しいですね。
私は、この環境でも植物はまた生きて緑の葉っぱをつけるんだなぁ、と生命力の強さに元気をもらいました。
さて、トレッキングでヘロヘロになった一行は、海を目指して走ります。
見渡す限り、溶岩、溶岩、溶岩です!
そして、途中でなんと野生のNeNeを発見!!
食べ物をあげる人がいるのか、駐車すると近づいてきてしまい、車をなかなか出発できませんでしたゲッソリ
足にはちゃんとタグがつけられていました。
さぁ、いよいよ海が近づいてきました!
長くなってきたので続く。
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