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ライカ太郎、ライカM4とズマロンで長崎・五島へ(1)

2024年7月に法事で長崎県五島福江島へ戻っていました。訪問にあたり、ライカを持っていくことにしました。

旅のパートナーは、バースデーライカのM4

今回のパートナーはライカM4にしました。このライカは私の生まれ年に製造されたいわゆる「バースデーライカ」です。
これまでも北米大陸や東欧などの旅に持参し、国内旅行でもかなりの頻度で持ち出している使い慣れた機材です。ブラックペイントの塗装はすっかり剥がれてしまいましたが、ペイントの剥離具合は気に入っています。
レンズはズマロン35mmF2.8のみ持参しました。このズマロンはML併用型のもので最短撮影距離は1mのもの。8枚玉ズミクロンと同じ外観をしていて、例の「パチン」と止まる無限ストッパーが特徴です。製造年はシリアルから1959年。ボディよりもだいぶ古いですね。今どきのパッキリとした写りにはならないのがズマロンの特徴ですので、柔らかい描写に期待しています。

最近はフィルムがとても高級品で、このフィルムも1本で2,000円近くしました。(しかも店舗では「おひとり様1本限りでお願いします、と)
36枚をどう撮るか、悩ましい限りです。

外付け露出計はTTArtisan製のライトメーター TT-METER ブラックペイントを装着
いまや懐かしのパトローネ
M型ライカはバルナックライカよりも格段にフィルム装填が楽になりましたね
M4のラピッド・ローディングシステム。 M3やM2と比べても本当に楽になりました
巻き上げレバー。機械式フィルムカメラで撮る醍醐味のひとつは「巻き上げ」だったりしますよね
真鍮の地金(ジンクロ)がでてしまったベースプレート。骨董でいうところの「景色」ですね

さあ、出発です

長崎港(大波止)から福江行きのジェットフェイルに乗船。
これから福江島へ移動します。36枚しかないフィルム。どんな写真を撮りましょうか。

Leica M4 + SUMMARON 35mm F2.8 + IROOA(12571)

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