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おかあさんのおかげさん


子どものころから、わたしにはじぶんで決めたritual、儀式のようなものがあった。

それをすると、なんとなくホッとする“じぶん”に戻ってこられるものだった。

むしろ、やらないと落ち着かなくすらなった。

おとなになった今も、そういうroutineのようなものがいくつもある。

わたしにとってのそれは、じぶんをじぶんというワクにはめてくれるもの、そのワクがあるからわたしはそのなかで自由になれる、というもの。

そしてそれは、わたしの魂のぶぶんを支えてくれている。

最近やりはじめるようになったもののひとつに、朝のこころの健康観察&じぶんミーティングがある。

朝ベッドの上でからだを起したら、右手のひらを左のハートに当てて、目を閉じる。

まずはハートの鼓動に耳を澄ませ、そしてあたたかさを感じてから、こう尋ねる。

“今日の氣分は?”

“今日はどんな一日にしたい?”

“今日はどんなことをしてじぶんを喜ばせる?”

そんなふうに今日の一日もはじまった。

今日は、“緊張して、強張っている感じ”だった。

でも“わたしがわたしである一日”にしようと思った。

そして、“じぶんの好きなことをする!”と決めた。


今日は、わたしには“かわいいフク”がいっぱいある、というマインドセットに替えた。

鎌倉で出会ったアーティストから譲り受けた、Johnson wasという刺繍が美しいブランドのチュニック一枚で過ごせるくらい今日はあたたかかった。

そしてきのう買ったなのはな色のパーカをさらりと羽織って、夕方からヨガに出かけた。

街には、あちこちで春を迎えたことを知らせるように、色とりどりのお花たちが花開いていた。

それを見て、わたしも素直に“春が来たんだなあ”と悟った。

じぶんのきもちが上向きになるファッションで街を歩くだけで、世界にいいことをしているきもちになる。

わたしの好きなInstagramのアカウントで、NYで道行くニューヨーカーたちのスナップ写真を撮っているひとがいる。

その躍動感あふれるひとたちを見ていて、ニューヨークは道がランウェイになる街なんだなあといつも感動している。

わたしは、“わたしが歩けばそこはランウェイ”と言わんばかりの、地球に生まれてじぶんの個性をめいっぱい楽しんで表現しているひとたちに、こころから憧れ惹かれているのだと思う。

わたしもいつか、NYの街角で、彼にスナップを撮られることが夢。


今年の春から、やりたいこと、はじまることが一氣に動き出しそうで、とてもワクワクしている。

ヨガ、お茶、フランス語、踊り、手話、森林、畑、マクロビオティック。

わたしの春も、たくさんの花が咲きそうです。

今日のタイトルは、31日最後のカレンダーの言葉。

“おかげさん”と“おかあさん”って一文字ちがいだなあと発見した。

おかげさんは、おかあさんだなあといつも思っています。


最後に、ヨガの帰り道に詠んだ今日の歌たち。


夜の闇に 響くチャイム ワンダーランド

しましまの 猫が歩くよ 夜の道

歌を詠もう ひと息ついて 日曜日



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