遊学倶楽部でしたいこと

自分がしたい支援について考える。
とりあえず図にしてみると


『学校に行きたくない』って書きながら、誤解をうみそうだなと感じる。

『学校に行く意味を見いだせない』
『集団で同じことをしなくてはならないことを苦しく感じる』
子によって様々で、一括りにするのは到底無理。
でも「不登校対策」とかいって、すぐにひとまとまりの塊にされちゃう。

色んな子と接したり、学校の先生方ともやり取りがあったりする中で感じるのは「学習についていけない子」の不登校、登校渋りへの対応には積極的な気がする。別室登校や取り出し授業、適応指導教室(このネーミングも好きじゃないんだけど)の利用など、学校から提案されている人もいる。
でも一方で、知的に問題がなくて、世の中的にいう「勉強のできる子」かつ「目立つ問題行動(例えば立ち歩きとか、暴力とか)がない」子だったりすると、ただの『わがまま』に見られてしまうことがあるのだ。不思議。勉強ができたら学校が嫌になるわけない、と思うのだろうか?そんな馬鹿な。

私たち大人だって『知っている当たり前すぎること』を、延々と一方的に聞かされたら嫌にならないだろうか?私はなる🤣
学ぶことは好きだけど、自分のペースじゃないのがつらい。集団にのペースに合わせなければならないのがつらい。わからない子のフォローをさせられるのがつらい。色んな「つらさ」はある。

もちろん、集団に適応する能力は大切だし、それを学べる場所としての学校も大切だと思う。
でもそれが全てなのだろうか?学校じゃないとだめなのだろうか?それ以外の選択肢があってもいいんじゃない?と思っている。

「学校以外の選択肢」が少しずつ社会に認められるようになってきたとは思う。でも、その道を選ぶと大概『孤独』になるのだ。
「ずば抜けた何か」があればその枠、グループに入れたりもするけど、大半の人が

〇周りに相談したり、手助けしてくれそうな人がいない!
〇同じ道を歩いてる人もみえない!

ってなっているのではないかな?
一面霧の視界が遮られた中で情報もなく、ただやみくもに歩く、そんな不安で不安で仕方ない気持ちになるのではないかな?

そんな親御さんの不安に寄り添って、一緒に進んでいける道を探したい。
自分の好きなことを好きになって欲しい!語りたい!みて欲しい!ほめて欲しい!そんな子達に沢山語ってほしいし、それを共有して、輝ける場所を一緒に探したい。

まだ理想ばかりだけど、「遊学倶楽部」を立ち上げることになって、自分がやりたいことが少しずつ具体的になっているのが嬉しい。

会いに来てくれる、私に会いたいって思ってくれる親子さんが、増えたらいいなぁ。

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