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240528 放課後教材研究サークル(仮)

同僚と2人で明朝に取り組むプリントの予習をした

勤務校は朝活動に週に一度
国語の読解力プリントに全体で取り組む

きっかけは昨年度 こうした取組を
地道に続けて一定の成果をあげた学級があり
こうした活動を全体で取り組んでみようとしたもの

ただプリントをやるだけでなく
音読してみたり
解説してみたり
丁寧に解き進める時間をとったらしい

今回 一緒にやった同僚は 今年着任したばかり
こういった経緯もわからず
毎週配られるプリントを
教室でただただ一緒に解いていた

そうだよな…これまでを知らないし
毎週プリントが配付されているだけなら
それをやることが優先になるよなあ

これまでを知った気になっていたことを
申し訳なく思い 同僚に提案してみた

「前日にプリント一緒にやって
 進め方やポイントを確認してみない?」
…という1回目だった

学年は違うけれど同じシリーズから印刷されたプリント
向かい合って取り組んだあと情報交換をすることに

1 当日学級で進めるように自分でプリントを解いてみる
2 題名を含め、プリントの主眼となる学習事項を見つける
3 どこをどのように取り上げて当日15分を進めるか考える
4 ここまでの教材研究を相手に話してみる

同僚の解き進めたプリントの展開を聞いてみると
自分の考えていた順序や方法と違った
そんなやりとりを2、3していると
同僚の取り上げた部分を順序を替えて進める方法が出てきた

自分の解き進めたプリントも展開を同僚に話してみる
同僚は熱心に聞いてくれていたけど
話しているうちに当初の展開よりも大事なことが見え
力点を置く部分を複数用意することができた

プリントを解いて自分の展開を考えるのに10分
お互いの進め方を話して10分
一人では考えられなかったであろう明日の準備が
20分という時間でできたのは大きいね と二人で笑う

このふたり
片方は真面目な初任者
もう片方は頭の硬いベテラン
面白い化学反応だったなあと思う

一緒にやることの意味
 話すことで整理される
 やり取りすることで思わぬ発想が生まれる
 忙しさを分けあって力に換える

週に一度 この時間 続けていこうと思う

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