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ホワイト企業の見分け方&転職前に絶対してはいけないこと

転職4回、罵声飛び交うブラック企業から入りたい企業ランキング上位のホワイト企業に転職した連野元治(レンノガンジ)です。

誰でも気軽にホワイト企業かどうかを診断する方法を5つお伝えします。


■ホワイト企業かどうか知る方法

①会社四季報をみる
上場企業であれば会社四季報に残業時間や退職率、平均勤続年数などが掲載されています。

財務状況もここでチェックします。長期的に安定した利益が出ていることはもちろん、本業以外の投資を必要以上に行っていないか判断しましょう。

株主も見ることができます。国内大手の老舗企業でも、すでに投資銀行に過半数買われている場合は厳しく成果を求められることが予想されます。

ソニーや日産自動車がすでに外資系企業であることは有名ですね。

②口コミサイトを確認
あらゆる業界に口コミサイトが存在するように企業にも口コミサイトが存在します。代表されるのが以下のサイトです。

・転職会議
・エン ライトハウス(旧:カイシャの評判)
・OpenWork(旧:Vorkers)

などが代表されるサイトです。

・転職会議

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転職会議は口コミが少なく、閲覧時間も短い(最大90日)です。登録情報が多くて面倒な割に気がつくと閲覧期限が過ぎているのであまり良い印象はありません。
半分求人サイトになっていますので登録しておくとびっくりするような会社からオファーが来たりします。当然足切りだと思いますがダメ元で応募するのも良いでしょう。

・エン ライトハウス(旧カイシャの評判)

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エン ライトハウス(旧カイシャの評判)は転職サイトのエン・ジャパンが運営しているため当たり障りない意見、マイルドな口コミが多い印象。

・OpenWork(旧サイト名:Vorkers)

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・OpenWorkは条件を満たせば無制限で閲覧することができ、数千の口コミが集まっている企業もあります。中身も一番白黒はっきりしており信頼できます。分野ごとのランキングなどもありますので業界での立ち位置も分かります。

ちなみに私の会社の口コミ数は①OpenWork、②エンライトハウス、③転職会議の順でした。やはりOpen Workが一番口コミが多いですね

③求人キーワードをみる
ブラック企業は業界や業務自体に魅力がないので、あらゆるキーワードで勧誘してきます。以下の文章が記載されていた場合には注意してください。

急募:人がいない 離職率が高い
業務拡大中:大量離職 皆が社歴浅い
社風アピール:誇れる商品やサービスがない
アットホーム:礼儀礼節を重んじない
学歴不問:人材使い捨て 体力勝負
年齢問わず:人材使い捨て 
未経験者可、経験不問:労働力だけの採用
人物重視:社内マニュアルがなく人任せ

やる気を評価:論理的な昇給制度がない
成長できる環境:背伸びした目標 激務
幹部候補:幹部すら退職 名ばかり幹部
能力によって昇給:能力なければ昇給なし
実力主義:ノルマきつい 実力なければ退職
若手中心:離職率が高い
独立も可能:売上が上がってきたらクビ
ノルマなし:ノルマはないけど目標はある
ストレス体制のある方:ストレス環境必須
コミュニケーション能力重視:世渡り能力必須
少数精鋭:業務量膨大
上場を目指す:薄給長時間労働
体育会系:企業戦略なし 根性のみで体力勝負


ブラック企業の特徴を網羅したキーワードです。誰でもできる使い捨て業務か、すぐに人が辞めるので誰でもよい、という状況が予想されます。業務を拡大するにあたって急いで社員を募集する計画性のなさ。大量退職があっただけかもしれません。

若い社員が集まってガッツポーズしていたらツーアウト、今すぐ稼げる!と掲載していたらスリーアウトです。そもそも公開求人を出している時点で私は避けます。非公開求人が最も魅力的ですからね。

④年収を見る
平均年収よりも大幅に低い場合や、年収が高い場合も注意が必要です。
こちらで業界別、年代別の平均年収を確認することができます(doda)

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・給料が高い場合
残業代が固定されている(みなし残業)
各種手当で給与を水増し(基本給が低い)
ボーナスを含む(支払われる保証はない)

など年収を高く見せるテクニックがありますので高年収だけにつられないでください。

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