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ここはトルコ、なんでも起こり得る〜Burası Türkiye her şey olabilir〜

この言葉はトルコで超有名。

ブラストゥルキイェ ヘルシェイ オラビリル

知らないヤツはトルコ人じゃない。

てくらい皆が知っていて、よく使われている言葉?というか諺である。

この言葉通り、たとえどんなに受け入れられない何かがあなたに起こったとしても、

『まあ、ここ、トルコだからテヘペロ😀😋(死語?)』

でなんでも済まされるし、済まさないとやっていけないと思われる。


例え歩いていて、空から窓ガラスが割れたものがガッシャーンと降ってきたとしても

例え歩いていて、空から電気配線がちぎれていて電気が漏れて火花がバチバチに舞い落ちろうとも

例え歩いていて、5歳くらいの子が外で嬉しそうにプカプカとタバコをふかしていたとしても

例えバスのドアが閉まっていなくて、そのまま高速でビュンビュン走り出してそのままであろうとも

例え日本では車酔いなんて無縁だったのに、こちらに来たら、乗るたびにゲロゲロ吐き気との戦いになろうとも(運転がワイルドなの💛)

例え車に乗ってて、四方八方から車が押し寄せて、細い道のど真ん中で身動きが取れなくなって、その日は運転を諦め、車をそこに置いて、結局公共交通機関を利用して移動し、次の日その場所に取りに行くことになっても

例え新築の家の電圧が低く作られているという欠陥工事をされていて、電気製品が動かず、壊れて、お湯も出なくても

例え海が荒れまくり、海沿いの道に大きな岩がボトンボトンと流れ込んでいても、そのそばで簡易椅子を出して、まったりと荒れ狂う海を観ながら、チャイを飲んで楽しんでいたとしても

例え車で30分の道が渋滞で2時間かかろうとも

例え出会って速攻『君に僕の国の広大な土地をあげるよ』なんてツッコミどころ満載の愛の告白をされても

例え青空市場で買ったネクタリン1キロが全部腐っていたとしても

例え雨が降り、風も強風の中でも洗濯物をあちこちで干していたとしても

例え猫が7階から落下して骨折し、手術費用が日本円で10万くらいで高すぎて途方に暮れていたのに、かなり激安にしてくださったとしても

例え産婦人科に行って、美人なイケてる女医さんに『Instagram交換しよう💛』と言われても

例え夜の11時56分にお客さんが4人くらいで家にお茶しに押し寄せてきたとしても

例え男性に『家に行きたい』と言われ、もちろんお断りしたら、ガチギレ爆ギレされたとしても

例え携帯電話が入国してから4ヶ月たったら使えなくなって、外にいる間は携帯電話無し子で3ヶ月過ごしたとしても

例え長距離バスで、何度も何度もここに降ろしてくれと伝え、ガイドさんも問題ない、ここだなと確認しまくったのに、全然違うところで降ろされ、深夜タクシーが中々捕まらない中、ようやく掴み、結果バス代くらいのタクシー代を支払い家に変える羽目になったとしても

例えトルコ式和式トイレの使い方がわからなくて、恥を忍んで、船乗り場の係員の女性に教えてもたったとしても(洋式壊れててね)

全て! まートルコだからしょうがないよねー

で済ますしかないのです😭


(上記全て著者がまだ移住して一年にも満たないのに全て経験したものです)

まだまだまだあるんだけど、どんどん忘れていくわ。じゃないのやっていけないことが多かった笑

トルコ、楽しいですけど、ええ、まあ何が起こっても受け入れる強さと諦める柔軟さが必要だなと、きっちりキチキチの実を国民全員が食べたと有名なワノ国ニッポンから来た私はしみじみ学ぶのであった。

このタイトルの言葉はケセラセラとかフランス語ならC'est la vie (セラヴィ)とかと同じかな。つまり海外はこんな感じで思わないとやっていけないのだろうね。

海外に出ると日本と違うのは当たり前だし、耳タコでみんな知ってる事実だと思うけど、私ももちろんそうだった。

実際体験するとやっぱり、異文化やありえないことを受け入れるには私の器は小さすぎたし、日本を比較対象に出しちゃったりしてさ。

その度にこの言葉を唱えては何度も助けられたのです。

そうそうここはトルコだからなんでも起こる、いいことも悪いことも全て。

なのでトルコに来られたり、今後住むことを考えている方は是非ともこの言葉が支えになるはず!トルコ人に言ってみるとなんで知ってるの?って驚かれること間違いなし💛よ!

ヘルシェイオラビーをモットーに今日も私はワンダーランドトルコで楽しみます。

でも流石に窓ガラスが落ちてくるアトラクションはまじ死ぬからやめてほしいわ笑本当にびびったよ。しかも誰も何も言わず、一瞬時が止まったけど、その後何もなかったかのように皆、普通に歩き出したしね。トルコ人の心臓強い。このくらいへっちゃらなんだな。

窓ガラス空から突然降ってくるとか、なんだか今流行りのイカゲームみたいやんか。

そういえばこないだ近所の子供たちがイカゲーム版のだるまさんがころんだで遊んでで、ネトフリの影響力を知った。

私はダーリンがお勧めしてきたから隣で少しだけ観たけど、グロテスクすぎておっぱっぴーハッピーエンドなものしか興味がない私にとっては重かったわ。

というかトルコゲームでお腹いっぱいだわね。





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