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いたみ


この
いたみ


きっと
無くなることはないだろう



それが
生きていたこと
生きていること
生き続けること



なんだと思う


まるで
撫でるように優しく
逆に鋸刃を引くような


そんな
大して痛くもないのに
消えない傷が残る


そんな
いたみ
を抱えて
降ろすのは
果てるときのみ

救われるのも
果てるときのみ

全く
厄介なことだ


己を嘲る




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