教師から見た〇〇(推論法編No.006)

 ここでは、いろいろなテーマを、

“教師自身、生徒に還元するための見方”

という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。

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 アブダクションを磨いていくと、アナロジーにたどり着きます。アナロジーとは、既知の領域の知識を未知の領域に適応し、運用することです。現在の領域の知識を他領域に活かせるように精製するとメソッドといえます。事例→言語化→核心の抽出→抽象化というステップを経るのですが、またこれについては別の機会に書きます。

 少し話がそれますが、教師に必要な能力は「教師にしがみつかなくていい能力」です。持論ですが。持論ばかりですね(笑)

 教師をしているというと、「すごいですね」というリアクションが返ってくる時が多いですが、それは、教師は能力的にとてもできないというニュアンスではなく、教師みたいな仕事はしたくない、そんな仕事を進んで選んでいるあなたはすごい、というニュアンスだと思います。

 教師は教育についての能力しか育たないのが現実です。そして、元教師という肩書が転職業界でとても弱いのも現実です。が、これは悲観するものではありません。教師に必要な能力は実は多岐にわたるので、社会的にみんなスーパーマンになれる可能性があります。問題は、その能力が他業種で通用するほどに昇華されていないことです。その原因は、戦っているフィールドが社会ではなく学校であること、相手が知識的に対等な大人ではなく明らかに劣っている子供であること、などなど、たくさんありますが、ここは意識をして乗り越えれる要素です。

 推論法は意識して話を聞いたり、相手に話したりするだけで明らかに違いが生まれます。推論法だけではなく、ビジネスシーンでよく使われるフレームワークも意識して使うと成果につながります。教育業界では、それぞれの教師が独自に、個人毎の知識量や感性に任せた方法論で動いています。これは、教育業界の質を下げる一つの要因になっています。もっと教育業界以外で扱われている様々なメソッドを取り入れていく必要があります。

 逆に言うと、新しいものが入ってくることで劇的に改善される可能性もあります。教育業界をより良くしていくために勉強しましょう。

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