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【音楽】チェンバロ体験♫(*^^)


こんばんは♪

レコールドムジークの講師です(*^^)☕🍩


先日、ベヒシュタイン・セントラム東京にて、期間限定でチェンバロを触らせていただく機会がございました♪

生徒様とご一緒させていただいたのですが💐
お部屋に入るや否や、チェンバロを前に、大興奮です(笑)

種別としては、後期フランス様式の「ブランシェ」です。

私たちが普段馴染みのある鍵盤の色とは反対で、黒鍵部分が白、白鍵部分が黒く塗られています。

色彩もステキよ~💛(^^)/


かっこいい!!!

ちなみに私は、チェンバロの鍵盤を触ったことはありましたが、まじめに弾くのは初めてでした。

音程としては、普段私たちが聴きなれている442Hzではなく、およそ半音低いものでしたので、今何の音を弾いているのか、混乱しそうになりました・・・^^;

「いや、鍵盤の位置さえ覚えていればできるでしょ」と思っているそこのあなた、弾いてごらんなさい。日光江戸村の忍者怪怪亭のようなもので、簡単にまっすぐ歩けると思ったら歩けない、的な現象が起こります。

こちらのチェンバロのヘルツが当時のものと同一であるかどうかはわかりかねますが、当時の人たちが聴いていた音程と、現代のわれわれが聴いている音程は大きく異なりますので、同じ作品を弾いたとしても、現代のピアノで弾いた時とはまた違った感動を味わうことが出来ます(^^)

音はとても繊細ですが、艶があり、和音などを奏でると煌びやかに響いていました✨

鍵盤の幅も軽さも、撥弦の原理もピアノとは違いますから、軽くてなんだか速くなってしまいそうになったり、反対に、しっかりそこまでタッチしないと音が出なくて、タイミングがずれてしまったりと、慣れないとコントロールが難しいと感じました。

私の恩師が昔、チェンバロで弾くことが出来たら、本当の意味で指のコントロールが出来ていると言えるのではないかとおっしゃっていました。その言葉の意味がようやく分かったような気がいたしました。

少々おふざけで、ドビュッシーのアラベスク第1番やショパンのノクターンなどの作品もチェンバロで弾いてみましたが、なんて似合わないんでしょうね・・・^^;
ポロネーズとかにしておいたら良かったのかしら、曲によるかもしれません^^;


楽器のみならず、お部屋に飾ってあった絵画もステキでした🌹


Stammbaum des Klaviersと書かれていますね。ピアノの系譜になっているようです。

よく見ると、モノコルドや家庭用に流行したスクエアピアノ、縦型フォルテピアノなども描かれていますね♪ 以前の記事でも書きましたが、これらのピアノは浜松市立の楽器博物館でも、本物の楽器を見ることが出来ますので是非💕
※ちなみにこちらの絵画については、とっても素敵なので、どなたの作品なのかを問い合わせ中です。


今回の体験は、生徒様も大変満足してくださった様子で、チェンバロに合うような作品に取り組んでみたい!と言ってくださいました(*^^*) 嬉しいです💖

今後もこのようにして、生徒様にとって素敵な体験となるように、様々な角度から音楽を学ぶことが出来るレッスンをしてまいりたいと思います(^^♪

また、チェンバロの仕組みなどの記事も別途書けたらいいなあと考えています🎵


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