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今日覚えたい文法

tutoiement(tu で話すこと)と vouvoiement(vous で話すこと)

vous で話すか tu で話すかは、その場面にいる二人が決めればいいのです。
基準は… 人によります。
本当に、千差万別です。

まず、子どもたちとは(中学生や高校生を大人と捉えるのかどうかも、人によります)必ず tu で話してください。
大抵の場合、子どもたち(小学生くらいまでは)も僕たち大人にも tu で話しかけます。小さな子供は普段は tu の世界に暮らしているので、vous は未学習なのです。

大人とは、旅行中は vous で話すことになるはずなのですが、日本人の友人の友達のフランス人だと、あっという間に tu に変わります。
その切り替えが直ぐにできる訓練は、ご自分でなさってください。

先程まで vous で話していた人と、今から完全に tu で話す瞬時の切り替えが必要です。横にいる人がまだ vous で話していれば、A さんとは tu、 B さんとは vous、二人まとめて話す時には vousと、3種類に人称を使い分けなければいけません。

tu で話すにしても、子どもと話す時には平易な語彙を使い、さっきまで vous で話していた大人と tu で話す時には、大人のための表現や語彙を選択する必要があるのです。
僕は授業中によく「言語レベル」を話題にします。
vous で話している人と tu で話している人とは、使う表現を使い分けなければ「大人」とは言えません。

難しいですが、これが「話す」ということです。

ややこしいですが、「大人のフランス語」とはそういうものですよね。
(日本語では自然に言葉を変えているはずです)

ご参考まで


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