『日本習合論』読み途中1
久々に読んだけどやっぱり面白いです内田樹。読んでてもまったく意味がわからないところが無く、平易でわかりやすい。難しい言葉にはたいてい説明が入るし。するすると読めます。最後まで読んで感想書けや、というかんじですが。面白いとこ書きとめてみた。
少しだけ思想史的な説明をしますと、世界恐慌のあと、日本では中小農家が没落し、窮乏化した農民たちを糾合するかたちで、反近代・反資本主義・反都市を標榜する過激な農本主義が広がりました。(中略)戦前の日本では、農本主義はファシズムと癒合して、農