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第1回ベースボールスポーツメディスンカンファレンス

こんにちは。
広尾・恵比寿のパーソナルトレーニングサロン、LEBOです。

1/18.19はJATOとアメリカのProfessional Baseball Athletic Trainers Society (PBATS)が主催する第1回ベースボールスポーツメディスンカンファレンスに参加してきました。
(JATOとは?という方はこの記事をご覧ください)

今回のイベントは、野球医学・予防・トレーニングに関する最新の知見を学べる一大イベントです。ざっくりとした内容は、日米のプロ・アマ野球で活躍する医師やアスレティックトレーナーの方が集まり、彼らの実践や知見を発表していただくというものでした。



その講義の内容はもちろん素晴らしいものでした。
しかし、今回私がこの記事で取り上げたいことは別のことなのです。

トレーナーの未来のためにできること

2日目の開会の挨拶で、FC東京でコンディショニングコーチとして活躍する傍らJATO会長を務める上松大輔さんが話した内容がとても素晴らしかったんです。

今までJATO主催の会というのは、日本にいるATC達が資格継続のためのCEUと呼ばれる継続単位を取るためのものがほとんどだったと思います。

しかし、最近は別の資格を持って活躍している方にも参加を積極的に勧めるような内容で、大々的に開催しています。昨年のWFATTもその一例だと思います。
今回の会では野球がテーマだったこともあり、理学療法士、鍼灸師、柔道整復師というトレーナー関係だけでなく、中学高校の教員やコーチまでが参加していました。

そんな中、上松さんは以下のようなことを話しました。

「もう個人でやる時代は終わって、これからはチームで行動する時代だ。トレーナーとしてやっていくことに不安を覚えている若者を無くせるように、我々が一つの職業としてできることを社会に示さないといけない。」

ほんまそうよねって思いました。
(すごく難しいのだけど)資格の垣根を越えて、アスレティックトレーナー(AT)はこういうことをします、こういうことができます、っていうものを職業として明確にしていかないといけないなと感じます。

そして19日の情熱大陸では、ラグビー日本代表ATの佐藤義人さんが特集され、
・痛みをとる
・リハビリを指導する
・パフォーマンスの改善をする
・そして自分も実践する

というATの鏡のような素晴らしい姿を見せてくれていました。

スポーツチームで働くことがATの王道とされているとは思いますけど、佐藤さんが情熱大陸でも示していたような知識や能力を生かして企業で働いたり、私のように個人のジムを持つ方もいます。

トレーナーになるために学んだことは様々な方法で社会に還元できるはずです。そのために、何ができるのかを僕も考えなけれならないです。

そして、読者の皆さんにも考えてほしいと思います。

こんなまとめ方ですいません。

一言でいうと、上松さんの話からこの業界を良くしたいという「熱」を貰ったのは僕だけじゃないよね?ってことです。

ベースボール

↑の写真は熱く語る上松さん(JATOのFBページより)

そしてこの会を企画・運営してくださった実行委員の皆様素敵な2日間をありがとうございました!

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