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土曜日といつかの日記

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毎週土曜日と、気が向いた日に書きます! 今思っていること、小さなできごとなど。
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2018年9月の記事一覧

出版社の採用が相次いでいるので魅力を紹介するよ

ここ数年ずっと出版社の採用ウォッチをしているわたしですが、今驚くべき採用ラッシュなので、出版社楽しいよ〜って話をしたいと思います。 ちなみにどの程度重なってるかというと、いわゆる三大出版社「小・集・講」が一気にやっています。そのほか大手だと宝島社も。 出版業界全体の採用状況でいうと、なかなか正社員の募集数自体が少ないし、この規模の大手が揃って出てくることはそう多くないので、興味があればぜひこの機会に! 以下楽しいよポイント。 ①とにかく結構裁量がある 営業と編集と両方

『男が痴漢になる理由』を笑えなかった話

ずっと気になっていた本、『男が痴漢になる理由』(斎藤章佳/イースト・プレス)を読んで、途中から予想とは違った意味で背筋がすうっと寒くなった。 あえて被害者側の描写ではなく、加害者側である「痴漢」の姿が冷静に切り取られ、研究が提示されている中で、彼らの特徴が全く他人事には思えなかったからだ。 そもそも、この本が気になっていたのは、自分も何度か痴漢に遭ったことがあるからだ。 高校初日、友達と待ち合わせて電車に乗ったら、二人まとめて触られた。わたしが少しずれると手が届きづらくなっ

好きなものには脳がゆれる

今週はダブルかトリプルかに重なって好きなものを見て、ずっと脳がゆれている感覚だった。なんの物質か知らないけれど、脳内に何かがぐわんぐわんと回ってる感じ。このヘッダー画像みたいに周りがぼけて見える。 あぁこれは半分トリップみたいな状態なんだろうな……と思いつつ、そのおかげで今日も機嫌よくいられて、楽しい3連休を過ごしているのでそのままハッピーを残しておく。 金曜日は舞台『モブサイコ100 裏対裏』に行った。 『モブサイコ100』はこの5年で一番どっぷり好きになった作品で、アニ

夏の終わりの詩

青春を支えてくれた人の一人に、森山直太朗さんがいる。 そのことを普段は忘れているけれど、この間の関ジャニ∞の音楽番組「関ジャム」が夏の終わり特集だったので、その瞬間テレビの前でフラッシュバックするかのように思い出した。 「さくら」「夏の終わり」、それから「生きとし生ける物へ」なんかはすごく有名な曲だったと思うけれど、当時わたしの周りで、アルバムまで借りて彼の曲を聴きこんでいる友達はいなかった。みんなaikoや、BUMP OF CHICKENなんかを聴いてた。わたしも、ai

与えられた課題にわくわくしてみる

とあるコミュニティで「20冊の本を読む」という課題が出た。 かつては結構な読書家だったはずのに、最近のわたしは全然読書していない。いや、正確に言うと、仕事では本を読んでいるけど、個人の時間は漫画を読むことに充てている(優先している)。 最初その課題を聞いたときは、「えーっ読みたい漫画もあふれてるのにそんな時間ないよ」と思ったけれど、どうせやるならと思って「本当は読みたかった本」を羅列したら、みるみるうちに楽しい気持ちになったので、ここに書いてみることにした。読んだら感想も書

楽しく美しく生き延びよう

今出ているお題の #8月31日の夜に を見ていて、わたしはどうだったかなと考えると、「学校が始まる」こと自体は、そこまで嫌ではなかった気がした。 それでも、自殺を考えていたり、家から出たくなかったりする子以外の子、8月31日を何も言わずに過ごして9月1日の朝に靴をはける子でも、全てが楽しかったり良いことばかりかというとそんなことないんじゃないか、と思う。 死にたくなくても、いじめられていなくても、もやっとしたり、傷ついたりする。そういう部分こそを、わたしはいつまでも見つめて