失敗の真因
学び直しもかねて、公開したブログ記事の紹介およびコメントを記載し、過去のブログも見ていただければと思います。
1.失敗のピラミッド
失敗したときに、振り返りを実施して、二度と失敗しないように考えると思いますが、「失敗学」を知り、失敗にレベルがあることに気づき、感動したことを記載させていただきました。
2.失敗のレベルを理解する
今まで様々な失敗経験をしていると思いますが、失敗にはレベルがあるということは大きな気づきす。
「未知への遭遇」と、「社会の責任」はおいておいて、「組織の責任」を「個人の責任」したり、「個人の責任」を「組織の責任」へ転嫁するケースは、かなりある気がします。
例えば、
働き方改革がうまくいかないのは、「現場の働き方担当の責任」と、組織の長が迫っている時に「?」と感じるときがあります。
組織運営不良は、組織の長に責任があります。
3.なぜなぜ分析
失敗の要因を突きとめる方法として、トヨタ生産方式にある「なぜなぜ分析」というものがあります。
問題が引き起こされた事象に対して、「なぜ」そのような問題が起こったのか原因を調べ、また、その原因は「なぜ」起こったのかを繰り返し、問題が引き起こされた真の原因である「真因」にたどり着く手法です。
なぜを繰り返すことで、失敗の根本原因=「真因にたどり着くことができます。例えば下記のような感じです。そして、これに対策を打ちます。
4.失敗の真因
失敗の真因にたどり着いたとき、再発防止策を検討しますが、根本原因を「人」の問題のとしてはいけません。
「人」が間違った行動をしてしまう仕組みに問題があります。
ここで失敗のピラミッドが役に立ちます。
「無知」、「不注意」、「手順の不順守」、「誤判断、調査・検討の不足」という個人の問題であれば、その人を責めてもダメで、その問題が再発しないように「仕組み」を変える必要があります。
また、「組織の運営不良」、「制約条件の変化」、「企画不良」、「価値観不良」といった組織の問題の場合は、組織の長と対話して、その組織の持つ価値観や文化などを話し合い、解決することが重要となります。
また、組織のパフォーマンスは、組織の長で決まります。組織の長次第で、組織に所属しているメンバは、いきいきと活躍します。組織の問題の場合は、所属するメンバの様子も観察する必要があります。
罪を憎んで人を憎まず!!失敗の真因には、「人」に対して対策をするのではなく、「仕組み」に対して対策を打ちましょう!!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?