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【仕事時間と家族時間の割合】そもそも割合の問題なのか?となった話

自分は新卒から転職2度経験している、ずっと会社員。今は、ワーキングマザーになって早7年。
途中2人目育休とコロナ期間をはさみ、ワーママとして働いてるのは…うーんと実質4年くらい?

その間ずっと、
自由(時間)とお金
のバランスに悩み続けていた。

誰もが考える、育児休暇中、仕事は今の職場でいいのか、いや、子供との時間が欲しいから、パートに切り替えようか、みたいな悩みを永遠と悩んでいた。

3度目の転職を経て、今に至るのだが(この話はまた別で)、一つのプロジェクトを任されていてうまくいかない日々が続いていた。ただ日々の忙しさばかりが自分を追い込んで、息子(4歳)も幼稚園へ行き渋る日が続いた。
仕事柄週末も仕事の事も多く、旦那は単身赴任で週末しか帰ってこない。家族団らんの時間がとれていない事に、はっと気づいた時があった。

やっぱり仕事の量を減らそう。
そう思い、2度ほど内容を分割して、上司(社長)へ伝えた。

しばらく時を経て、社長からがつんと言われた。
このプロジェクトをやめる。決めた。

悩んだ。
いや、正確に言うと悩む猶予なんて与えてはくれなかったのだが。
勝手に考えた。ランニングとかしてみたりした。週末夫に会ったが、そのことについて言わなかった。
一人でずっと頭の中がぐるぐると回った。
夢にまでそのシーンがでてきた。

2日たって、ダメ元で、やめることをやめられないのか聞いてみた。
すごく嫌がられた。そりゃそうだ。
自分が悪い。

その後のやりとりはここでは割愛する。またの機会に。

そこで、自分が気付いた事がある。
私は、仕事を減らして家族との時間を捻出する事で、幸せ度が向上していたのだろうか。

違う。
いや、正確には少しは向上する。仕事のストレスが減るから、一定の所まではハッピーな気分は保てると思う。
でも、今回の事を経て、「仕事の幸せ度(達成感)」と、「家族との幸せ度」は、全くの別物である、という、めちゃくちゃ当たり前の事に気づいてしまった。

仕事の量を減らしたかったのか?
違う、仕事の量を減らしたいのではない。
仕事をうまくいかないことから逃げたかっただけだ。
楽になりたかっただけだ。

常々 時間(自由)とお金はアンバランスだと思っていたし、不平等だとさえ思うときもあった・・・と思う。でも結局はなりたい自分を、楽になりたい自分に置き換えていただけだった。

それも、はっきりと社長に言葉で、プロジェクトを成功させたいと伝えたときに気づいた。その時間を振り返って考えたら、家族や趣味の話をその時話題には1度もださず、しっかりと仕事の再構築の話だけをしていた自分がいた。きっとそういうことだよね、わたし・・・と問いかけた。

つまり、
「お金」「時間」「2児の母」「夫単身赴任」「週末仕事」
などと言った条件が人生の幸福度や家族の幸福度に繋がるかと思っていたが、そもそも、そこ(条件)と人間(私)の満足度はイコールではなかった。

なんだか、当たり前の事に気づいてしまって、今はめちゃくちゃスッキリしている。だから、今noteも始めることができた。

今朝、息子は泣かずに幼稚園に行ってくれた。
うーん・・・。難しい・・・。
もう一つの、子育ての難しさは、答えのないマラソンのようだ・・・・。
でもだからこそ楽しいし、それが幸せ。家族と一緒にがんばろ。

#創作大賞2024 #エッセイ部門   #仕事と育児の両立 #ワーママ  

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