学校による思い込みを変える 一覧と対策

学校は仲間と共に学ぶための特別な施設であり、その運営のために様々なシステムがある。伝統的なものでは、

・時間割があり、毎日いろいろなことをする。
・テストの点でいろいろな判断がされる。
・テストが100点満点からの減点制である。
・教師が前に立ち、一方的に話す。
・全員に多くの同じ宿題が出される。

これらは学びへの理解を深めるためのものであったり、個別の対応が難しい面もあったりするため、それ自体が悪いとは言いきれないと思う。
しかし成績や進路が関わることにより、さらにそれによる偏った考えが多くの生徒・教師・保護者の中に根付いているように感じる。

それが行きすぎているように感じたので、まとめて反対の考えを加えてみた。

・全ての教科ができなければならない。
→苦手を克服するのは素晴らしいが、何もかもできないといけないわけではない。
好きなこと、得意なことが1つでもあれば、それを伸ばすことを考えたらいい。

・それに加えて部活でも結果を残さないといけない。
→学校の勉強だけでなく部活も頑張っているのはそれだけですごい。
結果を残したいと思うのはいいが、結果を残せなかったからダメな人間というわけではない。

・完璧でないといけない。
→完璧なんてない。目指していたら普通は病気になると思う。

・他の人と比べて自分は劣っている。
→競争することで頑張れるなら人と比べてもいいが、自信をなくすなら人と比べる必要はない。
なぜなら、人と能力が同じというのはありえないし、他の人にだってできないことは必ずあるからだ。

・自分には何もできない。
→できるようになるために学校はある。本来できないのが普通だから教えている。
できないのを怒られるなら、それはおかしい。

・毎日少しずつコツコツやらなければならない。
→少しずつやる必要はない。
自分に合ったペースでやればいい。

・先生や、上の人の言うことには必ず従わなくてはならない。
→何でも上に従う必要はない。自分たちで新しく作ればいい。

・将来いい仕事に就くために頑張って勉強する。
→勉強はそれ自体で価値がある。
進む道は一つじゃない。もっといろいろな方法がある。

・成績を上げるために、地道に努力しないといけない。
→地道な努力よりも、やりやすい方法を見つけることの方が大事。

・テストの点数や学年の上下が大事。
→数字で数えられることは本当はそこまで関係ない。
学年やクラスはいつかなくなるし、学年が上がったところで自動的にレベルアップするわけではない。

・人の話を聞くのが勉強である。
→勉強にはまとめる、自分で調べるなどの種類がある。
新しいことを知れるならそれは勉強である。

・生まれつき頭のいい人と悪い人がいて、それは学校の勉強ができるかどうかで判断される。
→脳は25歳まで成長するとも言われる。
頭の良さにも判断力、コミュニケーション力などいろいろな種類がある。


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