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抗うつ薬との別れ?

 どうも。最近死刑囚に関する本を読んでいたら、自分が2人の男に両脇を抱えられて連行され「死にたくない!死にたくない!」となる最悪な夢を翌朝見た千葉りりかです。しばらく深刻な本を読むのはやめようと思いました!
 ただ本の感想は大真面目に書いてみたので次回の記事はそれにします。

 こんな深刻な本を読んでるなんて大丈夫かと言われそうですが、むしろ調子はいいです。調子がいいからこんな深刻な本を読む余裕があるのです。
 で、調子がいいからこそ、最近迷いが出てきたので今回はそれについて書きます。


 レクサプロという抗うつ薬を飲み始めて1年ちょっと経ちました。このレクサプロを、そろそろ断薬する段階にきているなと思うのです。

 元々飲み始めた主な理由というのが、卒論を書かなければいけないのに極度の不安により何も行動できず困っていたから、というものでした。卒論を本当に完成できるのかがとかく不安だったし、社会人になることも不安だったのです。普通レベルの不安ならば、うだうだ考える前に書くと思うのですが、私の不安は大きくなりすぎて行動力を超えてしまった。何もできなかった。そのうえ人も怖いので、書き方をまともに相談できる人もいなかった。他にも諸々の悩みがあり、大学の診療室にお世話になっていました。

 結果としてはなんとか卒論をギリギリで提出し、なんとか卒業し、今年4月に普通の会社員になりました。バイトもろくにできなかった自分が週5で働くなんてできるのか?ついにうつ病になるんじゃないのか?などなど無数の懸念はありましたが、いざフタを開けたら本当にいい人ばかりで普通に働けています。どうにもしんどくて休んだことは、実は1回しかありません。自分でも驚いている。

 社会人になってからもレクサプロは飲んでいました。ただ、大学の診療室にはもう行けませんから、他のメンクリへの紹介状を書いていただいたのですが、そこが全く予約が取れない。そのため薬がなくなったらネットで注文して輸入していました(合法です)。つまり今は自己判断で飲み続けている状態です。なんとなく毎晩は多いかなと思い三日に一度くらいの頻度で飲んでいました。日曜の夜と週の半ば。四日空けるといわゆる「シャンビリ」と呼ばれる禁断症状が出るため、このくらいがちょうどいいと思っていました。

 しかし今月に入り、恐らくなのですがこの薬の作用より副作用の方が強く出てきていることに気づきました。
 眠いのです
 日曜の夜、いつものように飲んで寝ました。8時間寝て起きたのですが、信じられないほど眠い。目を開けるのもやっとの感じで、これはどうしたことだろうと思いました。
 会社でも眠い。帰ってからはぐったり横になり、ラジオを聴くしかできませんでした。
 この週は水曜までこんな有様でした。いつも8時間寝ているのに。私は思いました。これはひょっとしたらレクサプロのためではないか?
 よく考えたら、もう卒論はありません。仕事も普通に行けている。休日も朝から出かけたりできている。ということはもう本当はレクサプロなしでもやっていけるんじゃないか?日曜の夜の不安も、普通の人が思う「あー明日からまためんどくせぇなぁ」ともはや同レベのものなんじゃないのか?

 次の日曜まで私はレクサプロを飲まないことにしました。懸念していたシャンビリも出なかった。ただわずかに頭がふわふわする感覚は出たので日曜飲んだ。クソ眠かった。そしてまた1週間が経ち、今日になりました。


 薬、ずっと飲んでたい、一生飲んでたいなどと思っていましたが、あの眠気のことを考えると、卒業する時期がきたのかなという気がしています。特別そんなに嬉しくはないですが、少しはほっとしたような感じもあります。
 問題は、どのように断薬すればいいのだろうということで。これはやはりお医者さんに相談したい。今月はほぼ週1くらいでしか飲んでないわけですが、それはもはや薬の意味をなしているとも思えないため、ちゃんとしたやり方をとりたい。
 大学の診療室に電話して現状を相談しようか。「新しいクリニックの予約取れなかったりしたら連絡ください」って言ってくれてたしなぁ。そしてまた診療室行く必要があったら、会社は午後休かなんかをとって・・・とりあえずそれしかないですね。午後休ってちょっとわくわくしますね。

 私、ちょっとは心のコントロールとかができるようになったんだな。よく頑張ってるよ。
 

【今日のおすすめの一曲】

the brilliant green「長いため息のように」

 このテンションは非常に心地いいですね。助かる。
 「冷たい花」とかもそうですが、トミーの歌詞は負の感情をストレートに表現してくれてる一方で、生きてく上での信念みたいなものも見え隠れさせてて魅力的です。

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