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【教養GET】オススメ本紹介 #私の本棚

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【読書のススメ】週末は読書をして過ごしてみませんか?大学生・社会人向けの本紹介マガジンです。小説から写真集や旅行版まで、ジャンルは様々。随時更新予定です!
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#推薦図書

【学生の特権】大学の図書館、フル活用のすゝめ。

突然ですが、大学生の皆さん。 大学の図書館、有効利用できていますか? 個人的な話になってしまうのですが、私はかなり活用させてもらっています! 図書館は、 「友達との待ち合わせに使っているだけ」 「昼休みにうたた寝するだけ」 という大学生の方が、結構多いのではないでしょうか?? 実はこれ、かなりもったいないことだと思うんです。 せっかく学費を払っているのだから、大学の施設やサービスをフルに活用した方が絶対お得ですよね? ・・・というわけで今回は、大学の図書館ラブ!な現

え、世界史をマスターできる本があるって本当ですか!?

「これから新しく勉強するとしたら歴史をやってみたい。でも難しそう・・・」 「世界史のこと何もわからないから勉強してみたいけど、正直どの本がいいのかもわからない・・・」 これらは私の周りの人たちが実際に言っていた言葉。 意外にも、世界史に興味があるという人は多いんです! しかし、高校の世界史の授業を受けたことがある人ならわかると思いますが、世界史の範囲は地理的にも時間的にもかなり膨大。 「人物名もカタカナばかりでみんな同じような名前だし全然わからない・・・」という人も多い

イスラム教徒の「恋愛観」と「男女観」を考える! 〜そこから見える共存社会のあり方〜

これからの「恋愛観」や「男女観」を考えていくにあたって、日本とは一見縁がないように感じる「イスラム教」。 しかし実はイスラム教には、今の日本が学ぶべき色々なポイントが隠されているんです。 そしてそこには、普段私たちが考えることのないような難しい問題も。 そこで今回は、以前紹介させていただいた内藤正典さんの『となりのイスラム』という本を参考に、「恋愛観」と「男女観」というテーマを、イスラム教に絡めて考えていきたいと思います。 『となりのイスラム』本紹介はこちらから▼ 個人

今話題の『推し、燃ゆ』を読んで。作者と同い年の私が、受けた衝撃を綴る。

今年の芥川賞受賞作品、『推し、燃ゆ』。 そしてこの作品の作者である宇佐見りんさんはなんと、21歳の女子大学生なんです…! 私はこの作品を読んで、自分と同い年の女性でこんな衝撃的な作品が書けるのか・・・と圧倒されてしまいました。 なので今回は、この熱が冷めないうちに・・・この作品の衝撃と魅力とを書き記しておきたいと思います。 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈“することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。 作品の情報とあらすじは

あなたの読書ライフに革命を!!本好き大学生による、「本」との出会い新提案。

こんにちは! 私は本をゆるゆる読むのが好きな、しがな〜い大学生です。 今回は、そんな私と本との出会いの場について語っていこうと思います。 大学生になって、課題の図書ばかり読まされたり、遊び呆けて文字を見たくないとうなだれていたり…そんなサビついた読書ライフに終止符を打ってみませんか? 私はガチガチに難しい本を読まないタイプの人間なので、今回の記事は本が苦手な方でも、「読書入門」・・・という軽い感じで楽しむことができるように書かせていただきました。 なので肩の力を抜いて、最

大学生目線で読むファクトフルネス。世界はどこに、私はどこに向かうのか?

00:はじめに 電車に乗ると、よく「ファクトフルネス」の広告を目にして気になっていた一冊。 noteの読書の秋2020をキッカケに、読んでみることに。 これが話題になっているだけあって、本当に面白い本だったんです…! 本書は『10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る』ということ目的としていて、ここで言う10の思い込みとは・・・ ということで、人間はドラマチックな生き物であり、「世界は分断されている」(分断本能)と思い込んだり、「世界の人口はひたすら増え続け

短歌は古臭くて難しい?そのイメージを180度ひっくり返した、「サラダ記念日」を味わう。

読書は、気分転換やリラックスに効果的ですよね。 しかしそんな読書もずっとし続けていると、目や肩が疲れてきませんか? まだ読書していたいけど、すこし疲れたな・・・ そんな時に私がオススメしたいのが、「歌集」です。 1ページに並んでいる文字の数が少なく、意外にも気楽に読めてしまうからです。 真っ白なページに、たくさんの空白。 そこに並んでいる、綺麗に整列された調べの良い文字たち… 今回はそんな「歌集」の魅力を、現代短歌の先駆け的存在である俵万智さんの「サラダ記念日」と一緒

まるで言葉の宝石箱。オトナになった今だからこそ「星の王子さま」に学べること。

今回は読書の秋ということで、普段とは違ったジャンルの本について記事を書くことにチャレンジしてみたいと思います。 その本とは、ズバリ・・・「星の王子さま」です! あらすじ 砂漠に不時着した飛行士の前にあらわれた、不思議な男の子。彼は遠い星からやってきた王子さまだった。「おとなしい羊を描いて」とねだる王子さまと語り、絆を創ったふたりは大切な時間を過ごす。しかし、やがて別れのときが…。 引用:「BOOK」データベース 子どもの頃に読んだことがあるという人も多いのではないでしょ

読書が苦手でも大丈夫◎ イラストと短文のみで女性力に磨きをかける魔法の本3選。

「マスク着用の毎日で、外見磨きのモチベーションが下がっちゃったな・・・」 「自分磨きはしたいけど、活字を読むのも面倒だし・・・」 …という方、私の記事に少しばかりお付き合いいただけないでしょうか! 今回は・・・ 【内面から女を磨く!】 【活字嫌いでもあっさり読破!】 の2つのポイントを意識して、誰でも素敵な女性に近づける本を3選をご紹介したいと思います。 可愛いイラスト、華やかなタッチ、キレのある短い文章と一緒に、是非読書という名の自分磨きにチャレンジしてみてくださ

「読書してみたいけど、時間もお金もかけたくない…」なんて欲張りさんへ。『青空文庫』のススメ。

皆さん、ついに「読書の秋」がやってきましたね! 今回は、「読書が趣味です」なんて言ってみたいけど、なかなか時間が取れなかったり、読書に使うお金がなかったりして、読書を始めることを躊躇っている全ての人たちに向けて、「青空文庫」というサービスをオススメしたいと思います! 「青空文庫」には、スマホで無料で読むことのできる名作が沢山あるんです。 まず青空文庫とは何かという簡単な説明をした後に、私の個人的にオススメしたい作品を、物語の長さ別に3つご紹介させていただきます。 超個人

夏の終わりに読みたい、ダークな雰囲気が印象的な小説3選。

長かった夏がやっと終盤を迎え、最近の夜はひんやりした風が吹くことが多くなりましたね。 今回は、そんな夏の終わりに読みたいダークな小説を3つ、私の超個人的な感想と一緒に紹介していきたいと思います。 3作品とも、映像化されたり、賞を受賞していたりしている人気かつ有名な作品で、それぞれ異なった独特なダークさを持っています。 是非、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。 1.ダイイング・アイ/東野圭吾 あらすじ 雨村慎介は何者かに襲われ、頭に重傷を負う。犯人の人形職人は、慎

【本紹介】今年の夏は Let’s 妄想旅行!脳内で世界を巡れる本2選!

「今年の夏は家にいないで、旅行にいく予定だったのに・・・」と肩を落としているそこのあなたへ…是非手にしていただきたい、旅行気分を味わえる本を2冊、ご紹介させてください。 コロナウイルスでの自粛期間を頑張り抜いた未来の自分のために、どこにも行けない今の期間を活かして、最高の旅行プランを用意してみませんか? 脳内で旅行するだけでも、実は充分楽しめるんです。 足を運ぶことができないなら、気持ちだけでも現地に持って行ってしまいましょう。 脳内トラベル、スタートです! 1.死ぬま

【本紹介】イスラム理解の入門書!!現役史学科大学生のオススメ本とは?

8月に入り、いよいよ私たち学生は夏休みを迎えましたね。 夏休みは時間がたくさんあるので、本紹介などの記事も増やしていこうかな…と考えています。 ということで今回は、久しぶりに私のオススメの本を紹介させていただきます! 今回私が紹介したい本は・・・ 「となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代」という本です。 本のタイトルにもある通り、これから世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代が到来すると言われています。 人口的に言うと、世界約77億人のうちの15~1

【本紹介】一般常識よりワンランク上を狙った、歴史知識を身に付けたい方にオススメの一冊。

皆さんは、今現在コロナによる自粛期間が続く中、どのように過ごしていますか? たくさん大変な事もありますが、言ってしまえばせっかくの長期休暇でもあるので、読書をする時間を作ってみるというのはどうでしょうか。 今回は記事を書いている私自身が史学科に通っているということもあり、歴史に興味がある、文学系・史学系を専攻しているという学生さんに向けて本を紹介しようと思います。 もちろん、それ以外の方でも、一定の歴史知識を得たいと考えている方にも是非読んでいただきたいです。 では早速