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過去は現在が作り、現在は未来が作る

人間万事塞翁が馬という中国の故事をご存じですか?
人生では、幸運と思った事も不運に転じるし、不運だと嘆いていた事も幸運に転じる。安易に喜んだり悲しんだりしても仕方が無いという教えです。

高校時代の親友に「お前が常に言おうとしてる事はこの故事の事だ」と教わり、その後の人生の色んな場面で助けられました。起こったどんな不運も幸運も、現在の自分次第でどのようにも捉えられるし未来に繋げられる。
「今を生きる」事をなによりも大事にすべきと、それまで以上に考えるようになりました。そして、この考え方が身のついていたお蔭で、「過去は現在が作り、現在は未来が作る」という考え方を、素直に納得して受け入れる準備が出来ていました。

過去は、現在の自分が作ります。
勝者が歴史を作るように、現在の自分次第で、自分にとって都合の良いように過去は認識できて、認識できるものが自分にとっての真実です。

私の実例を挙げると、、、
高校卒業記念に行った初めてのスキー旅行で、滑り始めて2時間で骨折して、その日からの4泊は民宿で留守番する事になりました。 で、骨折して民宿で留守番してたら、最終日に同じ民宿に止まっていた女子達と仲良くなれたんです(実話ですw)
到着して2時間で骨折した時には、とてつもなく不運な過去と認識し落ち込みましたが、骨折のお蔭で女子達と仲良くなった夜には、骨折はとても幸運な出来事だったと認識していて心の底から感謝してましたw。同じ骨折という事実は、状況により不運とも幸運とも認識できて、その認識は自分にとっての真実です。その後も良くネタにできて、現在でも青春の一ページとして幸運な出来事として認識しています。 起こった瞬間はとてつもなく不運と感じた過去を、幸運だと心の底から思う過去だったと現在が作った実例です。

同じ事が未来と現在の関係にも適用できます。
現在は、未来の自分が作ります。
自分が見たい未来を決めれば、未来の自分が現在を作ります。見たい未来に必要な、現在とるべき活動が明確になります。 先に未来を決めたからこそ、現在が作られるのです。先に未来を決めたからこそ、今を生きれるのだと思います。

以上の説明で、「過去は現在が作り、現在は未来が作る」と共感出来るなら、「未来を決めるから、今を生きれる」と納得出来ると思います。 充実した今を生きる為に、折角なら見たい未来は、とてつも無く大きい方がお得ではないですか? 未来を決めて今を生きたいと思いませんか!?

コーチングとは、科学的な方法論を活用し、自分が本当に見たいと思う未来をゴールとして設定し、ゴールを現実化できる能力があると信じ続けられる力を養い、必要となる活動計画を自分で作り、着実に実行していく事を応援して、ゴールの実現まで伴走するものです。

あなたが本当に見たい未来を見て、今を生きるのを応援できると嬉しく思います!

どうせなら、とてつもなく大きなゴールを見る事にしませんか!?

追伸 : 今回説明した「過去は現在が作り、現在は未来が作る」との考え方は、刹那滅という仏教の教えと本質は同じだと考えています。(幼なじみの高名な宗教家とも確認済み・・・)

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