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マチネの終わりに

2019.11.3 sun

わたしの拙い言葉では、上手く伝えられないのだけど
とても深く
運命とは人生とはタイミングとは過去とは未来とは、と思いを巡らせる映画だった。

深く深く思う。

世界のどこにいても
誰と一緒になっても 今が心からとても幸せだとしても

人生に深く食い込んで抉られるくらいに、忘れられない人ってきっと誰にもいるんじゃないかな、って。

出会ってしまったことは取り消せない
と思うほど、人生を貫通するくらいの出会いとは
生きている中で何度も経験できることじゃないなぁと。

"未来で過去は変わる" これをどう捉えるか
希望があるようで、残酷な気もする。

パリの情景も相俟って、葛藤や相手への想い、その些細で細やかな心の動きが とても繊細な大人の恋愛映画だったな。 「好きだから」で何も考えずに走れるのは、若さ故の、だけど特別な大切な時間なのかもしれない。

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