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うちのデザインスクールの存在意義

デザインスクールには入学した方がいいのか?

「未経験からWebデザイナーとして就職するにはスクールに入った方がいいか?」
「未経験からグラフィックデザイナーとして就職するにはスクールに入った方がいいか?」

結論からいくと、スクールに入ってもなれない方はなれないでしょうし(多くはモチベーション的な部分が理由で)、独学でもなれる人はなれるでしょう(1%もいるかいないかぐらい?)。

デザインスクールやWebスクールの意義とは?

じゃ、「デザインスクールやWebスクールの意義とは?」というお話をします。

何でもネットで探せば見つかる時代。

ソフトの操作、データの作り方、デザインのコツ等々を調べたり、動画学習、デザイン本を見たりしたら、それっぽくはできるかもしれません。

でも、実際にやってみたらわかるのが、

・どこでそれを使えばいいのかわからない
・どれぐらいの塩梅でそれを使えばいいのかわからない
・書いてる通りにやってるけど、その通りにならない
・自分ではやってるつもりでも、その評価をもらえない

などです。

スクールの役割

デザインって難しいです。

おそらく、ここをお読みになられてる方もしかり、うちのスクールで学ばれている方もそうですが、今学ばれているのは表層的な部分のデザインです。

見た目の部分です。

ここでは情報設計としてのデザインのお話は割愛します(私自身はどちらも根源は同じで、ゴール設定や使える素材、それを使う方法論が違うだけって考えてますが)。

話を戻しますと、先ほどの「実際にやってみたらわかること(うまくできないこと)」へアプローチをかける、調整をするのが、うちのスクールの大きな役割の一つだと考えています。

それを自力でできる方が、独学でプロに就職できる1%の方だと思います(計測したわけでもないので、実際何%かわかりませんがかなり少ない)。

ずっと「うちの」ってスクールの前に付けているのは、他校でそういうことを行っているという話を聞いたことがないからです。

あったらごめんなさい(本当に聞いてことないのです…)。

うちのスクールで教えていること

ここで私が言う「デザイン」は表層的な部分のお話ですよ。

・デザインには目的がある
・デザインには理由がある
・俗にトンマナと呼ばれる、全体の統一感を取らないといけない

そういう言葉にしづらいことを、生徒の方ひとりひとりに合わせてお伝えする。

実際にデザインしていただいたものを、実演しながら指摘・アドバイスする。

これができる講師が日本に何人いるのか(数えたことがないからわからないですが、そのあたりを謳ってるスクールを見たことがないです)。

「講師」としての能力・資質

「講師」なので、理論化して実践するだけでは一方的なコミュニケーションにしかなりません。

生徒の方の理解力、性格、経歴、趣味・関心、お互いの信頼関係、ゴール、モチベーション、感受性、環境等々から、コミュニケーションを取っていかないと伝えたいことが伝わりません。

うまくデザインできずに苦しんでる生徒の方には「初心者が簡単にできることじゃないから、職業として価値があるんですよ」とお伝えしてます。

そんな感じで、うちのスクールの存在意義というお話でした。


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