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くまさん
2018年5月4日 22:04
いつの世も最初に語られる理想はキレイごとに聞こえるものだ。マンガ家・かわぐちかいじさんが描いた名作『沈黙の艦隊』の主人公である海江田四郎の言葉だ。海江田の動きを抑えようとするアメリカ大統領トニー・ベネットに自らの行動の意図を堂々と伝えるシーンは、その後の物語への期待を大きく膨らませる力があった。原子力潜水艦1隻で全世界を相手にできたのは、彼の言葉の力が波紋となって多くの人に響いたからだろう。