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政治と性と宗教と

政治と性と宗教。この3つのSは、いわゆるSNSでは触れないほうがいいと言われている3Sだ。

あまのじゃくな私はこういうものにすぐ触れたがる。政治も性も宗教も、全部大切なものだ。

大切なものなのに、触れられない、語られないのもおかしいだろう。詳しくない人が、うまく話せない人が、その話に参加してもいいし、うまく言葉にできなくて誤解されたとしても別にいい。誤解していて間違ったことを話しても構わないし、間違ってたごめん、で終わり。声の大きさは関係ない。
よくわからないことがわかるようになった、それだけでとても素晴らしいことだ。

誰かの声を、かき消さないでほしい。奪わないでほしい。信じているものや、好きなこと、やりたいことや、やりたくないことは、どれだけ話をしてもわかりあえないし、わからないままでいい。わかりあえないことの不安を抑えられなくて、力押さえつけようとするくらい、人の心は弱い。

人の心の弱さ、うしろめたさ。なにかを隠して、誤魔化し続けることの連なりが、ガラスに入ったヒビのように少しずつ大きく割れていく。

うまく誤魔化され見えにくくなったものを、どんどん崩れていくものを、普段は意識されないようなちょっとした違和感の正体を、もっと見えるようにする。よく見えるようにして、みんなで考える。

そのために小さな声を集めていくのは、必要で素敵なことだ。いろんな人の声を聞いて、見て、その違いを笑いあえたらいいね。

読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。