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仕事で厳しく言うこと

普段、私のことを知っていたり、ここでの言葉を知っていたりする人からは想像つかないかもしれないけれど、ときどき仕事の依頼先に対して厳しく注意することがある。

「こんなのにお金を払いたく無いんですけど。」
「あなたの仕事は何だと思いますか?」
「本来ならあなたが提案する側ではないですか?」

誤解されたくないし、ちゃんと伝えないといけないと思って、直球の言葉を選んでいる。使うこっちも胸がきゅうっとなるような言葉。

こちらも気持ちよくお金を払いたい。やってくれた仕事に対して敬意を示して、その対価を支払いたい。けれど。

引き継いだばかりの仕事だとよくこういうことが起こる。最初からコミュニケーションをきちんと取っていて、こちらの要求水準や熱度が伝わっていたらたぶんこんなことは起こらない。

私が担当になるまで、一体あなたはなにをしてきたんですか?と相手側だけを詰めることは、本当はいいことではないかもしれない。でも、これからは変わってほしい、少し熱量を持って取り組んでほしい。これまでの分を帳消しにするくらい頑張ってほしい。

自分のよく知ってる領域の仕事なら、過去のやり取りやレポートを見れば、いい加減に仕事してきたことくらいわかる。相手もプロとして請け負っている以上、明らかに私が見て手抜きだとわかるような仕事をするのは失礼だ。

でも、そこからまた頑張っていくつもりがあるなら、一緒に課題を解決したい。きちんと関係性を築いて、ちゃんと育てていきたい。

一旦、これまでのやり方は通用しないこと、ゼロベースでコミュニケーションのやり方を変えていくこと、相手側の優先順位を変えてもらうこと。そうしたことを伝えるために、あえて怒っている。

もちろん、私もやるからには仕事を疎かにしたくないし、ダメならダメって言ってほしい。一番よくないのは何も言わないこと、何もしないことだから。

みんな完璧なんかでいられるわけがない。ダメでも失敗しても怒られても、またそのあとまた笑って仕事ができたらいいな。


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