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2023年上半期の旅を振り返る|世界15ヶ国周遊 東南アジア・ヨーロッパ・バルカン半島

今年の年始の自分はいつにも増して旅欲に燃えていた。

コロナ禍のトルコ9都市周遊を皮切りに、ますます旅欲が掻き立てられる1年のはじまりだったと言い換えることも出来る。

コロナ禍で満たされない想いがあったとすれば、最後のピースはいつも旅で埋まると考えていた。

年始に見たゲッターズ飯田の五星三心占いでは、『遊べよ、遊べ。そうしないと仕事にも悪影響があるから』と書かれていた。

その指南を自分の都合の良いように解釈して、とにかくただひたすらに旅に出ることを考えた。

これほどまでに旅する目的と理由の共有|インスピレーションの湧き出る泉を求めて

曲がりなりにもクリエイター、自由業をやらせてもらっているからには、制作においてはもちろん、人生においても仕入れが必要になってくる。

良質なインプットなくして、最高のアウトプットもクソもないのだ。

寝ても覚めても旅が好き。

それだけに、人生でいちばんお金を使ってきた分野ももちろん旅。

自身にとって“旅”はこれから先の人生においても投資としての要素が強いから。

2023年上半期の旅を振り返る

1. マレーシア(クアラルンプール/ペナン島)|人生ではじめて、搭乗拒否に遭う

ペトロナスツインタワー/KL

トルコ以来、3ヶ月ぶりの海外は東南アジア・マレーシア。

近場のアジアということもあって、余裕をかましていた隙をつかれるように搭乗拒否の憂き目にあった。そして、空港ラウンジ愛用者にとってなくてはならないプライオリティパスなど肝心なものまで忘れるというあらためて抜けが多い出発となった。

昨年11月にシンガポール格安航空のスクートで往復3.8万円でシンガポールへ行けることを知り、ノールックで飛びつくように購入した航空券。

シンガポールは当時はまだ規制が厳しい方だったから、「個人で航空券を買い足してその足で規制が撤廃されたマレーシアへ行こう!」と安易に思い立ったのが元凶だった。

種明かしをすれば、個人で乗り継ぎする場合は一旦シンガポールへ入国という手続きを取らねばならないのだ。平常時であればなんのその。しかし当時のシンガポールは規制も厳しく、コロナ禍の海外渡航に必要な書類を揃えることが出来ていなかった。

完全に準備不足、盲点だった。

搭乗締切、30分前。

どれだけ急いでも今から必要な書類を揃えるには時すでに遅すぎた。

格安航空券から一転、ここで諦めて行かない選択をするか、片道航空券を買い直しても行くのかという2択を迫られた。

自身の気持ちとお財布とのリアルな相談が拮抗し出した。

結果的に“ここで諦めては旅人心が廃る”という無駄な意地だけで出発前日にレガシーキャリアの超高い航空券を購入して行くことにした。

しかしそんな決断とは裏腹に、今から思えばマレーシアには完全に呼ばれていなかった。

バトゥ洞窟/ヒンドゥー教の聖地

私はキラキラ系旅行者ではないのでここは正直レビューでいきたい。

行くとこ成すこと「あれ?なんで自分はここにいるの?」という気持ちになる瞬間が多かった。

タイミングを誤ると一気に招かれざる客となるのが旅の面白いところ。

旅もドルコスト平均法と同じなのである。

バトゥ洞窟/ヒンドゥー教の聖地

唯一良かったことは、行きのフライトで一緒になったご家族との出会いだった。この話はまたゆっくりあらためて…

ちなみに行きのフライトも史上最悪。

まさに悪夢だった…

翌日、今度こそ搭乗できたの喜びが勝って調子に乗って、あろうことか空の上でビールなど飲んでしまったが最後。

搭乗開始から到着までは気流の関係で経験したことがないほど悪路だった。

激しく揺れ続ける機体に耐えきれずトイレで吐き続けた。

もうなんというか、全てが忘れようがない思い出(苦涙)

もう二度と空の上でアルコールは摂取するまい。

2. シンガポール|こんなに好きになるとは思わなかった

マリーナベイサンズ

帰りは、シンガポールで1泊のトランジット。

完全に呼ばれていないマレーシアからシンガポールも似たようなノリになるかと思いきや、これが大当たりだった。

シンガポールを取り囲む空気、都会と緑が融合された素晴らしい都市計画、それからホーカーのチキンライス、1杯300円のフルーツスムージー…etc.それだけで十分満たされた。

3. 2月の日本列島縦断|熊本(熊本、阿蘇、黒川温泉)〜石川(能登、和倉温泉)・富山(氷見)〜東京〜島根(出雲、松江)

黒川温泉/熊本

同じ月に起こったとは思えない出来事(笑)

日本列島縦断奇行、、(敢えて)については、また個別の記事にして想いを書き連ねたい。

4. シンガポール|夜のリバークルーズ

1月に行って以来、惚れ込んだシンガポール。

今回の短い乗り継ぎ時間にやりたかったことは2つ。

ホーカーでシンガポールチキンライスを食べること、そして1月に満席で乗船を逃してしまったリバークルーズに参加すること。

結果的に、リバークルーズは大当たりだった。

5. イタリア(ミラノ)|1ヶ月半のヨーロッパ・バルカン半島周遊スタート!

イタリア入国後にカフェで食べたパンの味は忘れない…。

1月のマレーシアと同じ失敗は繰り返せないと念には念を入れて準備をした。

どれだけ用意周到に準備しても万全という気持ちに至ることはなく、またそれくらいの気持ちでいた方が案外抜けがないというくらいには準備をしたつもりだ。

コロナ前にも飽きるほど、ヨーロッパを旅し続けたはずなのに、3年も経てば「そろそろヨーロッパの空気を吸いたいな」と体が細胞レベルで欲していた。

しかし一番の懸念事項であり課題は、無事にヨーロッパ(シェンゲン区間内)に再入国できるか、だった。

3年前にオーバーステイのペナルティを起こしてしまっているので、万が一の可能性として入国拒否となる可能性はなきにしもあらずだった。

入国すればなんとかなる。入国さえすればなんとかなる…と呪文のように唱えた。

念の為、ドイツのワーホリビザを取得しておいたが、ビザの担当の方からは絶対的な保証はないからお守り程度に、というコメントを添えて。

結果は、無事に入国

3年ぶりのヨーロッパ入国を達成した。チャオ!の一言で入国させてくれたミラノ・マルペンサ空港には感謝しかない。

この時以上に、アモーレ・イタリアと歓喜したことはないほど。

6.ドイツ(ベルリン)|イラストレーターの高田ゲンキさんにお会いするため

フリーランスイラストレーター・漫画家の高田ゲンキさん

ベルリンを訪れた理由はただ一つ。

フリーランスで行こう!』の著者、フリーランスイラストレーター・漫画家の高田ゲンキさんにお会いするのを楽しみに。

はじめましてにもかかわらず、とてもフラットに接してくださり、よくしてくださったゲンキさん。

短い時間の間の対話、その時に受けたインスピレーションは今でも忘れ難い。

会いたい人には、世界中どこへでも会いに行く。フットワークの軽さはこれからも大切にしたい。

イーストサイドギャラリー/ベルリンの壁にて
いかにもベルリンらしい、路上アート
いかにもベルリンらしい、路上アート
ベルリン大聖堂

7. チェコ(プラハ、チェスキークルムロフ)|おかわり、プラハ

世界一美しい街・チェスキークルムロフ

おかわり、プラハ!

3年ぶり、プラハの春の言葉通り、春に来ることが叶った。

聖ヴィート大聖堂
アルフォンス・ミュシャのステンドグラス
Havelska Koruna/大好きな食堂にて

ビジネスパートナーの旧友であり、外務省にお勤めの松田さんともお会いすることができた。

フォトグラファーとして海外での初のポートレート撮影にも挑戦した。

アール・ヌーヴォーのカフェ・サヴォイ

8. スロヴァキア(ブラチスラヴァ)|風光明媚な中欧の治安悪化を実感

予約していたバスが当日勝手にリセールされてしまうトラブルに遭いながら、なんとか鉄道で向かうことに。

バスが当日勝手にリセールされた時のリアルなわたしの表情

そしたら、今度は車内で悪質なスリ未遂に遭う…。

何とか財布は取り返したものの、中欧と言えど気が抜けないことを実感。

胸を撫で下ろしたのも束の間、次は鉄道も途中で故障して、ど田舎で1時間超缶詰めに。

何とかブラチスラヴァについた頃にはグッタリしてしまった。

翌日に訪れた風光明媚なブラチスラヴァ城でもジプシーと呼ばれるスリグループがいたりして2日連続でスリに遭いかけるほど、中欧の治安が悪くなっていることを実感した。

9. ハンガリー(ブダペスト)|カフェ代が2500円!?物価のインフレにおったまげた

国会議事堂/ブダペスト

前回のヨーロッパ周遊時に何故かルートから外してしまっていたハンガリー・ブダペスト。

2500円のザッハトルテ/ブダペストの老舗カフェ・ジェルボー

素敵なホストにも恵まれ、名店コムシェソワでのフォアグラ祭り、温泉大国の温泉プール、東欧のパリと呼ばれるほど美しい景観、ナイトリバークルーズなどを満喫した。

誤算だったのは、大都市ブダペストを3泊4日でコンプリートするには全く時間が足りなかったということ。

10. セルビア(ノヴィサド、ベオグラード)|かつてのユーゴスラビアのリーダー

セルビア正教会「聖サワ大聖堂」/ベオグラード

セルビア人の体格の良さに怯んでしまうくらい、男女問わず背格好がとにかく大きかった。

セルビア名物、男性の手のひらよりも大きいハンバーグ

肉食を中心とした食文化を体験すればそれも納得だった…。

空爆通り/ベオグラード

ベオグラードの空爆通りは戦争の傷跡が生々しく残っていたのが印象的。

セルビア正教会「聖サワ大聖堂」は規模も豪華さも他に類を見ないほど圧巻だった。

11. コソボ(プリシュティナ、プリズレン)|人々の人懐っこさに救われた

古都プリズレン/コソボ

セルビアからコソボへの陸路での国境越えは民族争いからのバス襲撃を恐れ何度も肝を冷やしたが、結果的にはトイレに行きたい気持ちとの戦いだった…。

運転手の都合か気分によるものなのか分からないが、6時間一度もトイレに行けなかったのは辛すぎた。

直前に、カフェインを摂取してしまったのが間違いのもと。

地元民に人気のケバブ €1.5

コソボはかつてオスマン帝国の支配地であることから、トルコ料理が浸透している。

地元民に人気のケバブを毎日飽きるまで食べていたが、あまりの美味しさに滞在中飽きることはなかった。

地元民に人気のケバブ €1.5

12. 北マケドニア(スコピエ、オフリド)|東欧のエルサレム

オフリド/北マケドニア

北マケドニアを訪れた理由はただ一つ。東欧のエルサレムとも称される、オフリドに行くため。

美しきオフリド湖と桜のコントラストというこの時期にしか見られない景色が見られたのが最高に良かった。

13. アルバニア(ベラト、サランダ、ブルーアイ、ティラナ)|移動難を除けば本当に神な国

千の窓と呼ばれる世界遺産の街ベラト/アルバニア

移動難以外は本当に非の打ち所がないほど魅力に溢れた国、アルバニア。

すっごく可愛がってくれた宿のお母さん、
サヨナラ言うのがこれほど辛かったのもなかなか…
よくしてもらった御礼、そしてサヨナラの代わりに苺を山ほど買って渡した

人の温かさ、物価、雄大な自然、そして泣けるほど美味しいアルバニア料理の数々。

決して簡単に再訪できる場所ではないが、また必ず訪れたい国の上位にあがる。

ブルーアイ/アルバニア

14. モンテネグロ(ポドゴリツァ、オストログ、ブドヴァ、スヴェティ・ステファン、コトル)|これから注目される国No.1?

オストログ修道院/モンテネグロ

胃腸炎を発症しながら往復3時間以上かけて行った奇跡の白亜の修道院オストログ・モネスタリーやコトルなど隠れ世界遺産に富んだ国だった。

バルカン半島でありながら、ヨーロッパのような雰囲気も感じられることから今後注目が集まる国なのではないかと密かにウォッチしている。

15. クロアチア(ドゥブロヴニク)|胃腸炎を発症し深夜の救急病院へ

スルジ山の山頂にて/クロアチア・ドゥブロヴニク

まさかまさかの自分が海外で救急病院にかかるなんて…。

胃腸は強いと思っていたが、こんなこともあるんだなと痛感。

病院からの帰り、深夜でも営業している薬局を訪ねるため、処方箋を握りしめてひと気のない旧市街をとぼとぼ歩いたのも懐かしい思い出。

16. ボスニア・ヘルツェゴビナ(モスタル)|オスマン帝国の息吹を感じる

スタリモスト(古い橋)/モスタル

バスターミナルから宿の僅か徒歩15分ちょっとの距離が果てしなく遠く感じられるほど、ちょっと歩いては息切れする、この時は、まだ胃腸炎の病み上がり期間だった。

モスタルの美しいスタリモスト(古い橋)を見に行けたのもやっとのことだった。

そして、想像以上の寒さが病み上がりの身体には堪えた。

17. クロアチア(スプリット、ザダル、リエカ)|ヨーロッパで最も好きな国にランクイン

ザダル/クロアチア

ボスニアから陸路で再び、クロアチアへ。

結果的に、イタリアと並ぶ、ヨーロッパで最も好きな国にランクイン。

特にヒッチコックが愛した夕日の街ザダルは、自身の心に触れるクロアチアの中でも特に心惹かれる場所だった。

18. スロベニア(リュブリャナ、ブレッド湖)|中世の美しい街並みと雄大な自然の融合

リュブリャナの中欧プラハを彷彿とさせる美しい街並みに感動を覚え、ブレッドの雄大な自然には言葉を失った。

ブレッド湖

19. イタリア(パドヴァ、ヴェネツィア、ミラノ)|ヴェネツィア4回目にして訪問叶った、サンマルコ寺院

水の都

これまでも何度も訪れているイタリア。

今回の旅で、自身の心の琴線に触れる感動の源泉の場所をあらためて確認することができた。

サンマルコ寺院/ヴェネツィア

印象に残っているのはこれまで行列必至で訪れていなかったサンマルコ寺院へヴェネツィア4回目にして訪問叶ったことが感慨深かった。

写真撮影の規制も取っ払われ(?) 金ピカに光る大聖堂を思う存分写真に収めた。

20. タイ(バンコク、チェンマイ)|ようやく微笑みの国へ

夕日照らされるワットアルン/バンコク

ヨーロッパから帰国してすぐに予約した航空券。

今回のタイは自身のタイミングに合致していて、完全に呼ばれていたと思う。

30ヶ国以上訪問してきて未だ訪れたことがなかったタイへの訪問がきっかけとなり、自身の前向きな変化も感じられたことがプラスに。

今後について|2023年下半期の予定は?

あまり先の予定を組むのが得意ではないので、予定は常に未定(笑)

興味関心が出来たことにすぐに飛びつけるくらいには、スケジュールに余白を持ちたいなと思っている。

具体的にどうするのかという結論を話す前に大事にしていることは、自分は今どういう時期、フェーズにいるのかきちんと俯瞰しなければならないと常に思っている、ということ。

ただでさえ多動症の自分は、海外へ行って旅をしていると受ける刺激の量も強さも日本にいる時とは比べ物にならないから、気分がハイ状態になる。

もちろん気分がハイになる恩恵はとても多くて、自身が吸収の時期はその恩恵に積極的に預かりたいと思うのだが、その弊害としてアウトプットには集中できない。

アウトプットの時期にあると考える今は、ただただ外へ向かうエネルギーを求めることは弊害も多いので、旅すること自体に一長一短があると考える。

結論として、今のところしばらくは日本に留まろうかなと思っている。

自分の中にすでに出したい素材はたっぷりあるから、後はコンテンツにするために行動するだけ。

言ってしまえば簡単だが、きちんと出し切るためにはそれなりの覚悟と時間と忍耐が必要になる。

だからそれをある程度のところまでやり切るまでは日本にいるつもりだ。

とはいえ、逃げ道をつくる訳ではないが、こんなことを言っていても、山の天気のようにコロコロと移り変わりの激しい性格である以上、しばらく経ったらまた違う心と生きているのかもしれない、と添えておきたい。

✍️今年中に、盛岡、仙台・松島には行きたいと思っている

昨年くらいから、定期的に訪れる仙台へ行きたいという気持ち。

最後に訪れて以来、10年以上経つが大人になった今当時とはまた違った趣の旅が出来るのでは、と密かに期待している。

📌海外の旅の優先度が高い場所

時期は未定だが、タイミングが来ればいつでも飛びつきたいと思っている場所を覚書として。

純粋にヨーロッパがひとつもない…(笑)

韓国、香港(マカオ)、東南アジア周遊(ベトナム(ハノイ)〜ラオス〜タイ)、タイの離島、マルタ共和国、チュニジア、モロッコ、ウズベキスタン、エジプト、イスラエル、ヨルダン、UAE(アブダビ)、イラン、メキシコ、キューバ(ハバナ)、ペルー

まとめ

2023年の上半期だけで15ヶ国も旅することができた。

まずはそういった自由を叶えられた環境に素直に感謝したい。

日本だけでなく、世界情勢がこれほどまでに激しく移り変わる中で、自分だけが好き勝手して自由を謳歌していていいのか、時折そんな呪縛に苛まれることがある。

一方で、誰かの目を気にして、インプットもアウトプットも控えめになるくらいなら、人生の決めた期間においては自由に旅したっていいじゃない?とも思う。

情報発信も同じで、画面の向こう側には感情を持った人がいること。

故に、ただただ楽しさを伝えるだけ、優越感に浸るような発信ではいけないように感じることも増えた。

冒頭にも書いたが、

曲がりなりにもクリエイター・自由業をやらせてもらっているからには、制作においても人生においても仕入れが必要になってくる。

良質なインプットなくして、最高のアウトプットもクソもないのだ。

結局は、その発信が自分本位かその先に他者貢献感が含まれているか、なのではないかというのが等身大の結論だ。

旅する中で新たに生まれた目標、夢がある。

その夢を語るのはまだ先になりそうだが、何度も自身に問いかけた結果、そこには他者貢献感があると思う。

そして、その夢を叶える過程で伝えたいことがあるうちは、各国で得た知見、どうしても言葉にして伝えたいことを中心に記事作成にも力を入れていきたいと思う。

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