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そのサプリメントは必要ですか?

「サプリメントを摂ること」は身近で当たり前のことだと思いますか?
美容医療が当たり前になってきたようにサプリメントを摂ることも日常の一部になっている人も増えていると感じます。

では「どんなサプリメントを摂ればいいのか?」となると、皆さんはどんな基準でサプリメントを選んでいますか?

サプリメントのパッケージに「疲れた時に」「目の疲労回復に」というフレーズが表示されているもので選んだり
病院で処方してもらったり、専門機関に依頼して不足している栄養を測定してもらうなど
様々な方法でサプリメントに触れる機会があることを目の当たりにすると、やはりこれからの時代はサプリメントに頼らざる負えないことも出てくるのでは。と感じずにはいられません。

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まずは食事から栄養を

サプリメントの定義は「足りないものを補う」ものであり、サプリメントをメインに栄養を摂ろうとすることは体の臓器に負担になることがあります。
歯で噛み砕き飲み込むことができるのであれば、食事をすることでホルモンや酵素が分泌されていく体の仕組みを利用するメリットは大きいのです。

コンビニやドラッグストアで買えるサプリメント

どこでもサプリメントが買えるので取り入れやすい反面、今度は栄養の摂り過ぎに注意が必要になってきます。

ビタミンAは脂溶性の栄養素で油に溶けやすく体の中で蓄積しやすい栄養素です。
不足すると大人では夜に目が見えにくくなったり、子どもはドライアイの症状が出ることがあるのですが
摂り過ぎると肝臓に影響が出るので食事でビタミンAが摂れているのであればサプリメントは必要ないということになってきます。

ビタミンAは動物性の食品以外に緑黄色野菜にもベータカロテンという形で含まれています。
ビタミンAが不足すると、体がベータカロテンからビタミンAに作り替えてくれるのです♪
自分でサプリメントを購入する場合は、「動物性の食品や野菜がしっかり摂れているならビタミンAの不足はあまり心配しなくても大丈夫かな。」と判断して選ぶことができます。

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何でも摂ればいい訳ではない栄養素

栄養は何でも不足しがちな訳ではなく、体の中で作られるのでほとんど不足することはない。といわれている栄養素もあります。

例えばビタミンB6はドーパミンやセロトニンを作り出す時に必要な栄養素ですが、これもまた摂り過ぎると感覚神経に障害が出たり、筋肉がもろくなったりするので
特に摂りすぎると健康障害が出る栄養素には耐容上限量が設定されています。

不安な場合はお医者さんに処方してもらったり、専門家が在籍するドラッグストアで相談に乗ってもらうことがオススメです♪

体の状態で吸収率も変わる

一生懸命に栄養を摂っていても、便秘だと十分に栄養を吸収できなかったり
美肌のために摂っている栄養でも体の臓器が健康でなければ、そちらに栄養が回されてしまうこともあります。

せっかく摂った栄養を全身に運ぶためにも血流を良くすること=「運動」は健康のために無視することはできないワードです。
ついつい栄養ばかりに目がいきがちですが、トータルで体のことを考えることも意識していきたいですね♪

参考文献:NR・サプリメントアドバイザーテキスト

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