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介護費用とライフプラン表と相続対策

こんにちは!相続コンサルタントの髙山です。

先日、介護費用がどれくらいかかるかというセミナーを受講しました。

FPの方が将来の介護費用で困らないように、今からライフプラン表(キャッシュフロー表)を作成しましょうという内容のものです。

これだとFPの方がよくやる内容のセミナーになるわけなんですが、受講していると面白い視点だなと思うところがありました。

そしてそれは相続にも繋がるものだと思いました。

「家族」のお金という視点

もしも

・使いきれなかったらお金は家族に遺すことに
・借金を返しきれなかったら家族に遺すことに

なるので「家族」で損をしないように、「家族」に負担をかけないように考えなくてはいけません。

家族の中での自分の立場を考えてみましょう。

子どもであれば将来、親に必要なお金のことを考えなくてはいけないし、親であればどのように子どもにお金を引き継いでいくのかを考える必要があります。

まさにこの視点は相続対策なんですよね。

では介護費用はというと

生命保険文化センターの調べによると

・一時金 74万円
・毎月  8.3万円

になります。(在宅介護と施設に入った人の平均)

そして介護期間はというと5年1ヶ月です。(5年以上の介護経験者は28.3%)

つまり介護費用は、74万円+8.3万円×5年1ヶ月=580.3万円になるわけです。

こうして見ると結構かかりますよね。

ここで公的介護保険があるから大丈夫と思っている方は、この制度お金を支給するのではなくサービスを提供するものだと知っていましたか?

当然、サービスで足りない部分は自己負担になります。(これがまた結構な負担に)

では、無理のない介護を続けるためにはどうしたら良いのでしょうか。

ライフプラン表を作成をしよう

少しでも負担を減らすために計画を立てることが重要になってきます。

ライフプラン表を作成することで、自分の現在地を把握し進むべき方向がはっきりしてきます。

経済的状況が可視化でき、約580万円の介護費用、そして老後の生活資金をどのように準備していくのかが分かります。

しかしそこで終わっては勿体ないです、せっかく時間をかけてライフプラン表を作成するのですから、相続対策も考慮すべきです。

そうすることで、家族に負担をかけずに将来にわたって幸せを繋いでいくことができるようになるでしょう。(気分もスッキリ)

ライフプラン表の作成、相続対策のご相談等どんなささいなことでもお気軽にご連絡ください。

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