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失敗談を綴ってみよう!vol.42 ー間違い電話編ー

今回は、
怖い思いをした失敗談を綴ります。


学生の頃。
ひとり暮らしの自宅に、
間違い電話がかかってきました。

① 固定電話の時代


今のように携帯電話やスマホがなかった時代。

私は、祖父の名義で固定電話を使用していました。

たま〜に実家へ電話をして、
あとは友達と長電話をするなど、
ひとり暮らしには電話は必須でした。

② 間違い電話が多かった


理由はわからないものの、
よく間違い電話がかかってきました。

以前は大手スーパーの番号だったのか、
『〇〇スーパーですか?』

『担当の△△さんをお願いします』

と尋ねられたのです。

月に2,3回はありました。

③ 違います、と伝えたけれど


いつも違いますよ、と声をかけていましたが、
皆さん
『あれ~?? 番号変わったのかな?』

のような反応でした。

そんなこともあり、
ある時から
『間違い電話が多いです。
番号が変わったのかもしれないので、
再度確認をお願いします』
と声をかけるようにしました。

④ 対応するのも良し悪し


ところが、
その対応も相手によって良し悪しが
ありました。

『ありがとうございます。確認します』

と済むことが殆どでしたが、

『ありがとう。じゃ、お礼にお茶でもしようよ』
と嫌な相手もいたのです。

私は拒否したものの、
毎日電話がくるようになりました。


⑤ 自分で何とかしようと必死だった


相手はランダムにかけてくることで、
私がひとり暮らしなのかを探り、
いつどこで待っているから来てねと
毎日電話がかかってきました。

親は県外におり、身近に親戚もいません。

知り合いの不動産屋さんからの紹介で
学校から離れた地域に部屋を借りていたため、
近所に友達もいませんでした。


どうしたものか・・・

とにかく怖かったので、
しばらく電話線を抜いて
着信拒否をするしかありませんでした。

当時は、ストーカーという言葉もなくて、
私自身も電話トラブルの
知識がありませんでした。

学校の友達には、
変な電話がかかってくるから
しばらく電話を使わないことを伝えました。

とにかく電話を
避けなければいけないと必死でした。

幸い、しばらくすると
電話が来なくなりました。


⑥ 時代に救われた部分がある


当時は
ストーカーという言葉もなければ、
ナンバーディスプレイや
着信拒否機能もありませんでした。

もしかしたら、
警察に相談しても良かったのかも
しれません。

当時の私には、
その発想が思い浮かびませんでした。

自分で何とかしなきゃ。

と必死でした。

現代は、
簡単にスマホ検索ができるので、
個人の特定が容易かもしれません。

私は怖い思いをしたものの、
アナログ時代だったから
救われた部分があったでしょう。

相手は、
公衆電話から
かけていました。

携帯電話やスマホは
相手と繋がるのが当たり前ですが、
固定電話は電話に出なければ
付きまとわれることはありません。

もちろん、
私の場合は
面識がなかったから
済んだといえるでしょう。



何がきっかけで怖い思いをするか
わかりません。


この失敗から
〇 見知らぬ人への電話対応は淡々とする。
〇 困った時は、警察や誰かに頼る。
〇 ひとり暮らしは、自分が思っている以上に注意が必要。

これらを学びました。

この後、
私は他の理由で引っ越しをしました。

偶然、
友だちの隣のアパートに空きができたのです。

しかも大家さんの自宅敷地内に
アパートが隣接していると聞き、
安全も考慮して決めました。


残念ながら、
引っ越しした後も
怖い思いをしましたが、
それは別の機会に綴りたいと思います。


私はたくさんの失敗を経験しました。

今回は、怖い経験を綴りました。


今だから冷静に振り返ることができるものの、
当時は発想が乏しく
最善策を練ることができませんでした。

春になれば
新生活を始める方もいるでしょう。

気持ちが浮きたつこともあるでしょうが、
私のような怖い思いをしないように
注意してほしいです。


この経験談が参考になりますように。


ありがとうございました。















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