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【転職】アラサーOLが独学でUIデザイナーになった話【未経験】


こんにちは。

かなりお休みしている期間が長かったですが、この度ご縁があって2021年夏にWeb/UIデザイナーとしてスタートアップの会社さんから内定をいただき、去年の秋からデザイナーとして働いています。(働き始めて約5ヶ月とちょっと。このnoteを書き始めたのは入社1ヶ月目だったのに忘れてた)

今回は「デザイナー未経験のアラサー情シスOL」が「独学で」UIデザイナーとして転職した経緯、方法をゆる〜く書けたらなと思います。(個人の記録用)



1、自己紹介と転職までの流れ


簡単に自己紹介を。(スルーOKです)

大学は情報系の学科卒。広く浅く学ぶ学科でデザインツールやHTML/cssは少しかじった程度。⇨ 建設関係の中堅会社の情シス部門に配属され3年半勤務。(業務内容は社内システムのマニュアル作成したり、ヘルプサポートしたり、端末のキッティングしたり。サーバーサイドを触ったり開発等は一切ない。PCに不慣れな社員の方へのヘルプサポートがほとんど)

前職の在職中、UIデザインについて興味を持ち、UI/UX、Webデザインについて独学開始。ポートフォリオ作成後、燃え尽き症候群で半年程度の空白期間(中国語勉強し出してHSK4級取った)

前職の仕事の物足りなさ、やりたいことやらないと人生勿体無い…もっとこのままではダメだと思い立ち、求人サイトをちょこちょこ見るもいまいち惹かれるところがなく、声かけてもらえたらいいな〜会社の方とお話しできたらいいな、くらいの気持ちでvivivitさんに作成したポートフォリオを掲載。

スカウトしていただいた4社とカジュアル面談や面接を受けて、内定(カジュアル面談後辞退した会社もあり)

そして、現在UI/Webデザイナーとして働いてます。ざっくりとした流れはこんな感じ。


2、UI/UXのインプットとアウトプット


インプットとアウトプットに関してはCocodaさんには感謝してもしきれないです。私のUIデザインの勉強の一歩はCocodaでした。Cocodaのサービスは無料使えるので、UI/UXデザインに興味をもった人はまず初めてみてほしいです。
※現在、Cocodaの学習サービスは終了しているようです…;<

CocodaのDaily Cocodaを課題1から順番に作成し、デザイン案だけでなく、「なぜそのデザインにしたのか」という考えと共にまとめることを始めました。(これが後のポートフォリオ作成に役立った。)

かなりスロースペースで進めていたので最終課題の50までは手つけれておらず、ポートフォリを作成時はおそらく課題25くらいでした。

わたしのCocoda作品はこちら。(Webサイトの改修などもCocoda!の課題以外のものもこちらに掲載していました。いいね!の反応がもらえるのでとてもモチベーションがあがります)


3、ポートフォリオ作成

ある程度Cocoda!での作品作りが進んだあたりでポートフォリオを作ってみようかなと思い、作成を始めました。

内容は

・Cocoda!で作成したUIデザイン作品4点

・自分で考えた課題(既存サイトのデザイン改修)のWebデザイン5点

・趣味のイラスト、知人にいただいた依頼(ポスター作成等グラフィック)

よかったなと思うポイントは、ただ単に作品を載せるだけではなく、「なぜこのデザインなのか」「なんのツールを使用したのか」「作成時間」を載せること。初心者ながら情報設計もしてみたり。このあたりはポートフォリオを作成する際に思い出すのは不可能だと思うので、Daily Cocoda!やDaily UIを行ったときにしっかりメモして残しておくこと。

ただそれっぽい画面を作るだけでなく、ちゃんとした意図と目的のあるデザインをしたよ!と伝えられることが重要だなと思いました。情報設計やUIの知識はCocoda!で学べますし、いろいろなデザイナーさんがnoteにまとめてくださっていたのでとても勉強になりました。ネット上で色々な情報が収集できる時代…本当にありがたいです。

また、自己紹介のページは市販の履歴書のように味気ないものではなくオリジナルで作成しました。(UIデザインは基本的にXdでおこなっていたので、自己紹介ページもXdで作成)

自分自身のことも知ってもらうためにデザインに関する考えや、前職で行っていた業務、長所や短所、経歴も一緒にプロフィールとして掲載しました。趣味の欄も設けたことで面談時の話題にもなって良かったと思います。

ポートフォリオの形式や見せ方は、いろいろなサイトを読み漁ったり実際に転職活動をされている方が公開していたポートフォリオサイトなどを見て参考にさせていただきました。


4、空白期間(半年くらい)


ポートフォリオを作り終えて、「これから転職活動!」となった矢先、ポートフォリオ作成で燃え尽き症候群に。これからどうなりたいのか、本当にデザイナーになりたいのか?いろいろ考えたのに何もしなかった期間。デザインの勉強も一旦中止しました。

中国ドラマにハマって中国語の勉強をしてHSK4級取得してみたり。

たま〜に、リクナビやマイナビなどの転職サイトを見たけど、どれもしっくりこない。やるきがでない。したいことってなんだった?「やってみたいな!」とときめく仕事が見つからない。迷走しまくったモヤモヤ期。

休息期間として、イラストや推し活など趣味にたくさんの時間を費やしました。

働いているとはいえ、とても焦っていたし不安でたまらなかったけれど、今思えば現実逃避しまくりだったこの時間もあってよかった期間だったのかなと思います。


5、デザイナーの就職サイトにポートフォリオを掲載


このままではダメだなと思ったのと、趣味や推しやそれをとりまく色んな人々のおかげもあって、勇気を振り絞って一歩を踏み出してみることに。

前職の会社は残業もなく人間関係も悪くなくて安定していただけに親からの反対もあったのですが、自分のしたくないことをしている時間がやっぱり勿体無いと思ったのと前職のモチベーションが保てず一緒に働いている人たちに申し訳ない気持ちにもなり…もう自分の人生なのだからやりたいことやらなきゃ、「やらないで後悔よりやって後悔」の気持ちで動こうと思いました。

作成したまま放置されていたポートフォリオを少し修正してデザイナー採用をおこなっている複数のサイトに掲載しました。主にvivivitやWantedlyなどに掲載しました。


6、面談、選考、内定

ポートフォリオを掲載してから1ヶ月足らずでVivivitさんで初めて「話したい(企業からの面談希望)」の反応をいただきました。

「話したい」は面接ではなく一応「面談」というくくりなので、反応いただいた会社に少しでも興味をもったら承諾して、面談してみるといいと思います。初めは面談だけでもすっごく緊張しましたが…(画面のとなりに推しの写真を置いて挑んだ人)

面談では内定後に直属の上司になるであろう方や、実際にデザイナーとして働いている方からのお話しが聞けたことはとても貴重でした。将来一緒に働く方の雰囲気なども知れるので正直自分と話があまり合わないなとか、あまり自分の話を聞こうとしてくれないな…と思った会社さんはお断りし選考には進みませんでした。

(こういう面でも、いきなり面接よりは面談というワンクッションをおくことで採用担当にとっても転職者にとってもメリットがあるんだろうな)


7、現在

入社して約5ヶ月が経ちました。(このnoteを書き始めた当初は1ヶ月だったのに放置しすぎた。)

毎日が新しいことだらけで、前職との会社のギャップにも驚かされる日々ですが、とても楽しく仕事しています。言わされてるわけでもなく本当に勇気出して転職してよかったです。

働く場所も時間も自由で、一緒に働いているデザイナーの方々にはいろいろと手取り足取り教えていただいていて申し訳ないな…と思いつつ日々UIデザイナーとしてのお仕事に奮闘中です。



今回転職にチャレンジしてよかったなと思っています。
なにかどこかで誰かのためになればいいなと思い、このnoteを書きました。アラサーでも未経験でも(運や)少しの行動でどうにかなるもんだなと思いました。なので、やってみたいけど未経験だし〜年齢が〜とかの前にちょっっっっとだけでも行動する勇気はとても大切だと学びました。


書いて欲しいことやリクエスト等あればコメント等くださればと思います。

では



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