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重しと重荷

自分を繋ぎ止めてくれる重しは時に重荷にもなる。

人間は自分勝手だとつくづく思うけれど、それまでは自分にとってかけがえのない重しだった人や事柄がある日突然重荷に感じるようになったり。

向けられる愛や優しさがあまりにも申し訳なくてそこから逃れたくなることがある。でもそれが向けられなくなると途端に寂しさを感じてしまったり。

愛とか優しさって実はとても重い感情だから、心に余裕がなければ受け止められないのかもしれない。

そっと寄り添うことがいかに難しいか。人に感謝出来ることがどんなに凄いことか。

たまには重い荷物を下ろしてひと休み。そう、ひと休み。また感謝できるように。

End


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