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遠くへ届かなくても、打ち続けて。

音がしていると安心なような気がしてラジオの内容なんてさほど気にせず聞く朝に、気持ち悪くなった。
止め処無いことを考えているときは、気持ち悪くなる。

なにげなく考えたことが「あぁ、また途方もないことなのか」と気付く。そういう方が合っていかもしれない。卵と鶏どっちが先かとか、宇宙のはじまりとか、そんな途方もないことだ。
そういうときは、決まって気分が悪くなる。追いつけないのに、無理矢理走らされるマラソン大会のような気分。
でも走らなければゴール出来ない。
最悪な気分だ。

なにかしら音があるのが安心なのだろうか?
静かなのが好きな人もいるが、ソロキャンプの虫の声もカフェや図書館の読書も適度な音はあるだろう。誰かいるという気配は、「音」からくるのか。

リラックスする音楽や興奮するミュージック。完全な無音は、やっぱり駄目なのだろう。静かなのが好きな私もそうだと思う。静かというのは、「静かな音が好き」ということ。
だから、心臓が止まると生きていられないのかも。

眠っていても、貴方のために鳴り続けて。

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