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尖った鉛筆と書きやすいノート。どっちがすき?

ゴリラは、ハミングするらしい。
そして、仲間のそばで食事をとると研究者は話していた。

食事こそが争いの元である野生の世界では、異常な行為。
それでも、客観的に見ているこちらからすると、分け与えるのはやさしい行為のように感じる。

ご飯にカラオケ、キャンプ。あとは何があるだろう。
ソロ活したくなるのは動物的で、その気持ちは普通のことで。
それでも、たまには他人が活動している様子を風景として遠くから見ているのも悪くなくて。

なかにはすべての頂点に、神様になりたいなんて人もいる。
けれど、それだって同じことなんだろう。
最初こそパワーを使ってみたいだろうけど本当はそんなのどうでもよくて、視覚的に小さいものが動くのを見るネコみたいにしたいだけなんだと思う。好奇心を無意識の中で放し飼いにして、時間のルールを忘れて。
動物の体のサイズはバラバラなんだから、それぞれが上から下を見ているのが普通なのだろう。

帰り道の意味のない石けりにルールをつけた時から、動物の一歩を踏み出したんだ。

アリの巣をしゃがんで見下ろす子供も、窓の外の雨を見ている疲れた大人も、読書好きが文字を読むのも、動画サイトに夢中で勉強しない学生も。

いつからか、水族館の水槽を覗くときと夜空の花火を見るとき、同じ気持ちでいれなくなった。


他人のハミングを許容できてる?

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