短歌の気分です。
「目を閉じて泣くより」
周り見て
涙 辛さで詰みよりは
積むほど豊かな オタク道
周りに気を使いすぎると、もうお終いだって思い込むときがある。
だけど、世界に合わせる必要なんて全然なくて、自分だけの世界を楽しむと決めてしまえば案外、楽になることもある。そして、どんな道にも消化しきれないほどの面白いことが待っている。そんなイメージで書いた短歌です。
「嫌んなる」
あれやって これよりさきに あれやって
それそり先に ポテチ喰う
駄目な時の自分そのものです。
そして、この状態を短歌にしてことを理由に「ちゃんと、何かやった感」に浸っています。すみません。
「転校生」
こっそりと 数字の書き方 真似てみる
あの子は左 ぼくは右利き
何年たっても、そんな日のことを覚えている。
単純で、毎日が輝いていた思い出です。
「夜散歩」
月の明りで歩く道
伸びる背中と影
さあ 悪くない明日へ
たまに夜道を歩くのが気持ちいい日がある。
アスファストを蹴るシューズが背骨を押し上げる感触が堪らなく心地いい夜は、明日も良い日なんじゃないかと思わせる。ちょっとした歩き方の違いなのか、気温なのか。
理由が分からないから、余計にラッキーを意識してしまう日をイメージして、文字数の区切りをわざとずらしてみました。
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