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2024年 新年のご挨拶

謹賀新年

あけましておめでとうございます!

2023年は、本公演に留まららず、様々な場所での演劇活動が叶い、多くの出会いに恵まれた1年となりました。

3月の若手演出家コンクールでの『宿りして』では、自分たちがいつもやっている「演劇」にとことん向き合い、5454の創作スタイルや大切にしているものを改めて見つけていく時間でした。ありがたい評価や励ましの言葉をいただき、間違いなく23年の創作の糧となりました。

5月に開催した謎解き公演『吉祥寺インベーダー』。「劇団」だからこそできるイベントをやりたいねと、謎解きというコンテンツの面白さと演劇の非日常感を掛け合わせた5454初めての試みでした。劇場での公演以外でも演劇を身近に楽しんでいただくものを作りたいという目標を叶える第一歩となりました。

そしてこれらの創作期間で得たものを胸に新たな角度から挑んだ秋公演『結晶』。5454の挑戦作となったこの『結晶』は、素晴らしいキャスト陣、頼もしいスタッフ陣、そして観て下さるお客様の応援があってこそ完成いたしました。本当に多くの方に愛していただけた公演となり、皆様のご感想や反響が大きな力になりました。この作品が、時が経っても皆様の心に残り続ける作品になりましたら幸いです。

『宿りして』にはじまり『宿りして』で終わった2023年。
5454初の北海道公演となった弦巻楽団 「秋の大文化祭!2023」への参加は、2023年の大きなご縁の繋がりのひとつです。弦巻さん、弦巻楽団さんのお力を本当にたくさんお借りして、札幌のお客様に5454の舞台を楽しんでいただくことができました。
そして、この上演が「Theater Go Round 札幌劇場祭2023」で大賞を受賞しました。『宿りして』がさらに大切な作品となり、もっともっといろんな場所でできるよう劇団力を高めていこうと誓った出来事となりました。

振り返ってみると本当に濃厚で盛りだくさんだった2023年。
多くの出会いとご縁に恵まれた1年となり、皆様のお力添えに深く感謝しております。

本年も劇団5454らしく、演劇の可能性を拡げていくことを目指し活動を続けて参ります。

6月には、MMJ様の企画で『ト音』が紀伊國屋ホールに進出することが決定しました。再演を重ねた劇団の代表作が新キャストと共に、更に瑞々しい作品に甦ります。どうか応援いただけますと幸いです。

最後に、劇団員のイラストで新年のご挨拶を締めくくりたいと思います。

2024年が良き年となりますよう、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

劇団を代表して執筆は及川でした!

令和六年 劇団5454一同

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