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「数字は人の想いがのる」

懐かしい写真を見つけた···。


前職で在宅サービスを担当していた時期
自分の事業部のある目標の数。
単位まで記すと色々問題なので…
何の数字かはさておき···w
自信のYシャツの背中にマジックで書き
大勢の役員の方々の前で大声で宣言しみた···。


当然、帰ってから嫁に怒られw


今思うとこのやり方は良くも悪くも昭和感あるが···
※一応会社にやらされたのではなく、自発的w

施設経験が長い中で、在宅事業部へ異動したばかりで、
分からないことだらけだったが、
この愚行あたりから数字は動きだし···、指数関数曲線的に上昇。

3月末に到達。

この時期の数字を伸ばすために大切にしていたこと、
「利用者に選んでもらえることが大切。選ばれたことによる利用者数増加」
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」

目標数字だけを現場に指示しても、数字は正しく伸びない。
無理に伸ばすとコンプラ、離職等々何かしら歪みが多分に生じる。
私はダメな数字の伸び方と現場の疲弊も過去に大きな経験をした…。

施設系においても、入居率や平均介護度などは
当たり前が経営上、非常に重要な数字となる。
平均介護度が上がると言うことは、要介護3.4.5など
重度な方を受け入れたり、区分変更によって上がり、
それによって介護報酬額(収入)も上がってくる。

このような方々を受け入れるには、施設としてタフさも必要となる。   タフとは単に体力的に強いではなく、障害、疾患、終末期などの知識、技術も含む広い意味。
知識も技術もなく体制が整っていないのに無責任に
受け入れをすることはやはり問題である。

しかし、いつまでも成長せず、受け入れやすい人だけを
受け入れることは、施設の存在意義は何か?を問われると思う。

地域で困っている人を受け入れらる事業所・施設にしよう。
そのために必要な勉強をして知識と技術を向上させよう。
結果、地域に必要とされ、利用したい人が増えることに
つながる、そんな循環を作りたい。


介護職員の中には理想を高く持っている人も多いが、
数字を理解している人は多くない。
現場の介護職員と、理念・道徳・知識の共有はするが、
同じく数値の結果やその持つ意味も働く人たちと共有することは、
非常に重要あると考える。

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