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春先に見たVtuber関連の気になった記事と雑感あれこれ(2023年3月~4月上旬頃)

日頃noteをフォローして下さってる方向け、Vtuber関連のWebメディア記事をまとめて紹介する、このnote企画。

当初は3月分のWeb記事だけまとめようかなと思っていたのですが、以前ちょっと書いた通り、3月はホロライブのイベント関連記事が大量発生しましたので、それだとかなりまとめるのが厳しい、という事態になりました。

なので、今回はそちらを別のnoteにまとめることで、ある程度の記事数の整頓を図ったのですが、その作業に取り掛かっているうちに今度は年度末の各企業、イベント、各Vtuberの動きが活発になり、またしても記事数が膨大な量になることに。

というわけで今回のこのnoteは、一記事ごとの感想等はなるべく少なめの、いつもよりもさらにダイジェスト風味でお送りしたいと思います。

例によって例のごとく、物販販促系の記事、内容が少ない記事は割愛した上、今回はエイプリルフール関連の記事も文章量が少ない記事が多かったのでほとんど削除しています。ご了承ください。



にじさんじ関連記事

志摩スペイン村×周央サンゴイベント

様々な反響を呼んだ「志摩スペイン村×周央サンゴ」コラボイベントも、4/2でついに終了に。この話題に関してはVtuberを話題に取り上げないWebメディアから地方メディア、経済メディアに至るまで、色々な所で話題になっていました。

後述の個人勢Vtuber関連の記事内でも既にちらほら見られますが、今後このようなVtuberの関わるイベント案件、本当に増えそうな気がします。


Nornis 1st LIVE「-Transparent Blue-」

ホロライブのEXPO関連を除けば、今回紹介する期間で最もレポート記事が多かったのが、このNornis(ノルニス)の1st LIVEについてでした。
各社とも色々な切り口のレポートを書いているので、興味がある方は。


叶 1st Concert「午前0時の向こう側」

こちらの叶、1stコンサートもレポート記事がいくつか。
今回紹介する記事はどちらも、このコンサートがどこか独特な雰囲気のあるイベントだったことをよく伝えている記事だと思います。

Nornisがライブ、叶はコンサートとあえて表記が変えてあるところに、にじさんじの音楽イベントの多様性が見えてくるような気が少しします。


PICO LIVE VEYOND with にじさんじ

こちらはVRヘッドセット「PICO」のプラットフォームで無料公開された2日間のライブに関する記事。

加賀美ハヤト、緑仙、星川サラ、樋口ら各出演者のイベントでの様子を、ライターのVtuberレオン・ゼロミヤが生き生きと紹介している良記事です。


RealSound にじさんじコラム

毎月ずっとRealSoundで連載されているにじさんじライバーコラム。
今回の期間は2019年初期、平成最後~令和の初めごろにデビューした面々の紹介でした。

個人的には先日の三枝明那3D LIVEで久しぶりに復活した同期コンビ「紅ズワイガニ」に触れた愛園コラム、活動内容の抱負さをキッチリまとめたニュイコラムあたりが好きでした。


animateTimesファンアンケート記事【にじさんじ】

この膨大な量の記事は2023年1月ぐらいからアニメイトタイムズで各ライバーに関するファンからのアンケートを募集していた企画の集計結果についての記事です。

集まっているアンケートが白雪巴以外みんな男性ライバー、というのがいかにもアニメイトタイムズの記事、といった印象もありますが、ライバー毎に回答が割と納得だったり、人によっては意外な回答が集まっていたりと、ちょっと興味深かったので気になる方はどうぞ。


その他のにじさんじ関連記事

その他、3月~4月上旬のにじさんじ関連で話題になった記事をいくつか。
あとで紹介するので「V最協」「卒業・休止」関係の記事は抜いています。

企業的にはにじさんじ運営のANYCOLOR社がグロース市場からプライム市場へと市場変更を申請した話題が、後述のカバー社上場と同タイミングだったこともあって、各所でまとめて語られていた印象があります。


ホロライブ関連記事


EXPO & 4th fes.

冒頭にも書きましたが、EXPO & 4th fes.に関する記事は別のnoteでまとめました。先日追記をしましたが、なんと本日もまた追記をしており、このnoteだけでもはや40記事、1万字ぐらいを掲載しています。
本当にすごい規模のイベントでした。

星街すいせい2ndライブ「Shout in Crisis」他

1月の「THE FIRST TAKE」出演と、2ndアルバムリリースと、2ndライブ開催と、年始に非常に話題が豊富だった星街すいせいに関する記事は、3月もなかなかの量がありました。

この中では集英社オンラインが掲載しているインタビュー記事(前後編)が特に内容としては読みごたえがある、濃い記事だったと思います。


その他のホロライブ関連記事

ホロライブに関するその他の話題の記事は、EXPO & 4th fes.の記事があまりにも多かったこともあってか、3月~4月前半は割と少なめでした。

とはいえ、ここで紹介していないだけで物販や案件といった話題は、むしろ年末年始以上に豊富だったかもしれません。相変わらず凄い宣伝量です。


animateTimesファンアンケート記事【ホロライブ】

こちらは先程にじさんじのところでも紹介した、アニメイトタイムズ集計の各ホロライブメンバーに関するファンからのアンケート結果発表記事。

個人的な印象ですが、こちらはにじさんじのアンケート程は意外なコメントを目にすることが記事中になかったような気がします。
顧客層の差でしょうか?


カバー社 東証グロース上場関連

3月のホロライブ関連の大きな話題と言えば、EXPO & 4th fes.に並んでこのカバー社の上場だったのかなと思います。

この話題ではANYCOLOR社との比較をとにかくいろんなところで見たのですが、まとめサイトや某掲示板では失笑レベルのとんちんかんなことも結構な頻度で語られていたりもして、そういった部分にかねてから続くにじさんじ、ホロライブ間の対立煽りの発言などが加わって、3月は一時期、各所の話題がかなりカオスなことになっていた印象がありました。


その他企業系・個人勢Vtuber関連記事

企業動向

やはり年度末、年度初めということもあって、各企業にも様々な動きがありました。

個人的に特に印象的だったのは774inc.の各グループが統合し「ななしいんく」に新生と言っても良いカタチで再編されたこと、でしょうか。
現在、今夏のライブ開催発表、GWにはオンライン無料3Dライブ開催予定、新メンバーの増員も発表と、このところ矢継ぎ早に動きを見せていることもあって、明らかに力の入れ方が変わったな、と非常に期待の持てる展開になっているように見えます。

また本日発表になった「.LIVE(どっとライブ)」がMBSグループの子会社化なども、今後どのように活動に反映してくるのか非常に興味があります。

このような各社の取り組みから、複数年続いている現在の「にじホロ二強」状態に迫る企業が今後現れるのか、という部分は期待をしたいところです。


龍ヶ崎リン 2nd配信シングル

先月も少し紹介しましたが、前述の「ななしいんく」所属、龍ヶ崎リンの2ndシングル発売に関するインタビュー記事展開は、3月も非常にいい記事が多かったです。
ななしいんくの楽曲PR関連記事は今年の頭ぐらいから非常に凝った作りのものが多く、こういった部分にも会社側の取り組みの変化を感じるような気がしています。


VTuber最協決定戦 SEASON5

こちらは「VTuber最協決定戦 SEASON5」に関連した各Webメディアのまとめ記事。バリエーションに富んでいて面白いものが多い印象です。

APEXというゲームコンテンツ自体が、カスタムによってかなり勢いを盛り返していることもあってか、今回のVTuber最協決定戦は参加者のチャンネル登録者数の増減状況などから見ても、かなり視聴者側の注目を集めている印象があります。果たしてどういう結果になるのか、楽しみです。

ちなみに3月はVTuber最協決定戦の主催者、渋谷ハル自身にもレッドブル・プレイヤーに加入という動向がありました。
インタビュー記事が興味深い作りだったので合わせてご紹介しておきます。


神域リーグ2023

神域リーグ関連の記事もいくつかご紹介。
今年のドラフトで、麻雀Vtuber最強格の千羽黒乃 & 鴨神にゅうが指名漏れしたのは相当ビックリしましたが、テーマ「成長」という今年の神域リーグのコンセプトとマッチしなかった、と言われれば確かにそうなのかも、とは思います。

私は「堂々と麻雀プロと渡り合う麻雀強者のVtuber」という存在の活躍が見たかった側の人なので、この結果には少し残念な思いがありますが、それはそれとして、今年の神域リーグについては、前年以上に盛り上がって、より麻雀系Vtuberの活躍の場を広げる結果になって欲しいと思うところです。


Brave group

Brave groupに関する記事は、前述のV最協関連や後述の誹謗中傷対策で一緒に語られることが多かったせいか、今回は印象が薄め。

とはいえ、複数のグループ合同で総合オーディションを実施していく、という試みはちょっと新しいと思うのでどういう結果が出るのか気になります。


ぽこピーランド

3月末に大きく注目を集めたのが「ぽこピーランド」の話題。体験レポートなどでその凝りようなどを見ることが出来ます。

こういうVRChatコンテンツが充実していく話題を見ると、メタバースなどが身近になる未来がまた少し近づいたような気もしてくるのですが。
メタバースという視点で考えた場合、この規模のコンテンツを増やすことが他の企業やクリエイターにどの程度可能なのかどうか、そしてこういったコンテンツに複数回訪れるリピーターがどのぐらいいるのか、コンテンツ同士の結合や相互性はどうか、などはちょっと個人的に気になるところです。


その他ライブレポート

ここで紹介しているのは名取さな、花譜それぞれのライブイベントの記事。記事の添付画像がとても綺麗ですが、こちらの二つのイベントについてはnoteで内容についての記事をしっかり書かれている人も複数お見かけしたような気がします。

相変わらずどちらも世界観の構築という点にかなり秀でたVtuberだと思います。今後どういう活動展開を見せるか、注目したいところです。


Vtuber関連番組

キズナアイ「絆のアリル」、星街すいせい「ぶいあーる!〜VTuberの音楽Radio〜」など、VtuberがTV・ラジオという大きいメディアに取り上げられる機会も増え、今期の番組改編等でも色々な動きがありました。

上記2記事はそういったメディア関連で特に読み物として面白かったものをご紹介しています。


個人勢、ソロ活動Vtuberたちを取り上げた記事

3月~4月上旬は、個人勢Vtuberや、いわゆる中小事務所所属のVtuberにスポットを当てた記事もこれまで以上に多かったように思います。

最近は、YouTube Short等での活動によって1カ月で登録者が2万から20万まで増えた「新兎わい」に代表されるような、新しいVtuberの台頭が各所で起こっていて、それが非常に面白いなと思っていますが、同時にその「shortでバズれる環境」というものがいったいいつまで続くのか、という部分も気になっていたりします。

何にしても、新しいVtuberに注目が集まる機会が増えたことは、個人的にはありがたい限りです。

卒業・引退など

ここの項目についてはこまごま拾っていくと、ものすごい量のVtuberが3月に活動終了を迎えていて収拾がつかないので、今回はあくまで個人的に気になったところだけをご紹介します。

BOOGEY VOXX

3月に急遽ユニットの活動が止まってしまったBOOGEY VOXX。そのあまりにも突然な展開には非常に驚きました。事実上の解散に至った理由はそれほど語られませんでしたが、非常に残念な出来事でした。

ちなみに上記のうち下2記事は、2020年、2021年に公開された記事の二次掲載分となっています。Vtuberをやってみたい人に為になりそうな記事です。

ミライアカリ

バーチャルYouTuber四天王、ミライアカリの引退は、一つの時代の終わりを告げる出来事のような気がしました。

彼女が引退告知の為にTwitterに掲載した文章や、最後の配信で語った「運営さんとの価値観のズレ」については、運営側にどういった事情があったのかといった部分が見えない為に、軽々にどちらが悪いとも言い難い部分はありますが、いずれにしても一時代を彩ったバーチャルYouTuberの終わりとしては、ひどく悲しく、世知辛さを感じさせるものでした。


その他、卒業・引退・契約解除・休止

天野ピカミィ、天使うとなど、チャンネル登録者数の多いVtuberの引退話が頻発している事には、ちょっとした脅威を感じます。どちらもほぼ事情が分からないので何とも言えないのですが……。

一方、にじさんじ海外ライバーの卒業・契約解除については、またか、と思う部分も少しあります。理由はそれぞれではあるのでしょうけれど、これまでのANYCOLOR社からのVtuberの卒業者も、ユメノグラフィアあたりを含めるともうそろそろ3ケタに届くんじゃないでしょうか。今もかなりの勢いでライバー数は増えていますが、出来る事なら辞める人のペースはもう少し落としてほしいなと思います。契約解除・謹慎処分等の対応も含め、企業としての取り組みを期待したいところです。

あおぎり高校、のりプロについては、いったい何が起こっているのでしょうか。相次ぐ騒動や卒業が少々気がかりです。ホロライブ赤井はあとについても、SNSに全く動きの無い体調不良による休止、という状況には不安を覚えます。

各社の誹謗中傷対策

誹謗中傷に対しては各社とも取り組み内容がハッキリしてきていますが、某掲示板やまとめサイトの荒れ具合は最近あまり変化がないように思います。

特に某好き嫌いを言うサイトなどは管理者が不明な為か無法地帯に近く、前述の卒業や引退関連のVtuberの名前を検索すると、ほぼほぼ書き込みが酷いことになっていたりします。こちらも「サーバー運営元が日本進出してきたことから情報開示が可能になった」などといった話題もネット上にあがっていたりはしますが、さて、今後何らかの対応は取られるのでしょうか。

また、海外もreddit等で問題が発生している事務所もあるようですし、各企業とも対応には苦慮する状況がしばらく続きそうな感じがします。


その他、興味深かった話題

ここでは、Vtuber界隈に関するいろんな話題についての記事をまとめて紹介しています。

個人的には最後の記事の「#varkshorts」というショート動画作成ソフトに関する話題が、これらを使用したshort動画が既に大量にUPされてきているのでちょっと気になっていたりします。


では、今回はこの辺で。

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