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【大本きみこ対談#1 フリーアナウンサー宮前道子さん①】 20代〜50代の変遷と、美しく老いるためのおせっかい。

エステサロンの経営を経て、乳酸菌生産物質サプリメント「ラサンテ」を開発した大本さんと、彼女と同郷で同年代でもあるフリーアナウンサーの宮前さん。お二人による、40〜50代の女性の体やメンタルの変化やライフスタイルなどのオープンな対談を、4回に分けてお届けします。
「類は友を呼ぶ」という言葉がしっくりくるお二人は揃ってすらりと背が高く、透明感溢れる笑顔が印象的。初回となる今回はお二人の出会い、そして、それぞれの志向の変遷について伺います。

――大本さんと宮前さんは同じ広島県ご出身で、さらに同年代だそうですね。最初はどのような出会いだったのですか?

大本きみこ(以下大本):
もう15年ほど前のことになります。広島県福山市のサロンに続いて広島市にも2店舗目をオープンして、福山市と広島市を行き来する生活を送っていた頃です。当時住んでいた広島市の同じマンションに彼女も住んでいらして、2度ほどエレベーターですれ違ったことがきっかけです。初めてお見かけした時から「綺麗な方だな」と印象的で、2度目にエレベーターで一緒になった際に私からお声がけしました。というのも、目が合った時の彼女の笑顔があまりに素敵で、「この人とお友達になりたい」という衝動に駆られて(笑)。


宮前道子(以下宮前):
私もその時のことは鮮明に覚えています。私と同じくきみちゃんも背が高くて、目線の高さが同じという共通点からかすぐに親近感を抱き、ビビッと感じるものがあって。その後、間を空けずに続けてお会いする機会を持てたことも、やはりご縁があったからだと思います。

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――まさに運命の出会いですね。大本さんが拠点を東京に移されてからもずっとお付き合いが続いているんですね。


宮前:
はい。彼女が上京する前からサロンへ施術に伺ったり、プライベートでもよくお食事に誘っていただいて。きみちゃんは交友範囲がとても広く、いろいろな方をご紹介いただくうちに輪が広がり、今でも定期的に集まっています。きみちゃんの上京が決まってからは、大きな不安を抱えながらも一生懸命に頑張る彼女を陰ながら応援していました。

大本:
東京へ移る時は不安しかなくて、みっちゃんたちの前で泣いてしまったことも。東京には今までのお客様はいない。営業の仕方も広島とは全く異なるし、右も左もわからず、最初の創業時よりも不安は遥かに大きかったです。だから広島に戻るたびにみっちゃんをはじめ、友人たちと会って話を聞いてもらっていました。

――その不安は東京でお仕事を続けていくうちに徐々に解消されていったのですか?


大本:
そうですね。試しながら一歩ずつ進んで、立ち止まって悩んで、また一歩進んで。そうしているうちにお客様も増えてきて、半年くらいで解消できたのかな。今思えば結構早く立ち直れたように思います。そうして進んでこられたのも、悩みを聞いて、気持ちに寄り添ってくれる地元の友達の支えもあったからだと思います。

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――宮前さんのお仕事についても伺いたいのですが、ずっとフリーでアナウンサーを続けていらっしゃるのですか?

宮前:
そうです。短大卒業後は2年ほど幼稚園教諭として勤めていたのですが、それ以降はフリーのアナウンサーとして、気づけばもう30年になります。20代から30代前半までは地元のテレビやラジオでレポーターやアシスタントなど現場を経験させていただき、30代後半からは指導者としての依頼も増えてきました。

――アナウンスの講師ということですか?


宮前:
当初はフリーのアナウンサーを目指す子たちからの依頼を受けて、マンツーマンレッスンという形で始めました。自分の経験を伝えていく中で、少しずつ伝えていけることを増やしていきたいと自分でも学びを深めて、アナウンス的な内容だけに限らず、コミュニケーションやプレゼンテーション、ビジネスマナーなどの指導も始めるように。今はアナウンス業と企業研修講師という両方のお仕事をさせていただいています。

――現場に立つだけでなく教える立場になってきたのですね。

宮前:
年齢を重ねていくとさまざまな経験と共に多くのことがインプットされてきます。それを人と共有することでお役に立てないか、そんなふうに考えるようになりました。それに、人が成長して喜んでいる姿を見ると自分のこと以上に嬉しいですし、相手に貢献できたという実感が、自分の次へも繋がっていく気がします。

大本:
年齢と共に第一線で働くことが体力的にも気力的にも難しくなってきますよね。そうすると、自分の持つ知識や技術を若い人へ継承していこうという気持ちに自然となってくるのだと思います。私は30歳でサロンを始めた当時からスタッフへ技術指導をしていたけれど、同時に、お客様から「どうしたら綺麗になれますか」と相談されることも多くて。それに応えているうちに「私には綺麗を教えていく使命がある」と思うようになりました(笑)。
人間はどうせ老いていく。であるならば、綺麗に老いたい。「美しく老いる」ということは20歳の頃からの私のテーマだったので、それを自分なりに勉強して研究しながら、みんなにも伝えていきたいと。だから常々思うのは、私のお仕事はおせっかいな仕事だなということ。

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――ラサンテの開発もその気持ちの延長なのでしょうか?

大本:
そうですね。ラサンテのウェブサイトでも「ちいさなおせっかい」と謳っています(笑)。サロンで接客していると、施術直後はお肌が綺麗になっても、ある時期から根本的には改善されない方や肌炎の方が多くなったと感じるようになりました。その理由を考えてみたところ、やはり内面が関係しているのではないかと。そこで20年前からサロンでプラセンタのサプリメントを扱うようになり、その後も水素水や水素カプセル、乳酸菌のサプリも試して、その時々で自分が実際に良いと思ったものをお客様にはお勧めしてきました。それでも完治されないお客様の悩みに応えたくて「もっといいものはないか」と探求し続けた結果、ラサンテを開発することに。オリジナルのサプリを開発するなんて自分でも驚きですが、天性のおせっかいの気質が引き寄せたのですね。当初はサロンだけでの扱いでしたが、コロナ渦でサロンに来店できない方も多く、そうした状況下でもラサンテを服用するだけでお肌が綺麗になったという声をたくさん寄せていただいたので、より多くの方に実感いただこうと一般販売に至りました。

――宮前さんもラサンテを愛用されていると聞きましたが、効果はいかがですか?

宮前:
一番の変化はお通じです。非常にスムースになりました。実はもともと便秘症でお薬に頼っていたのですが、ラサンテを服用するようになってからはお薬要らず。しかも、今までに体験したことのないほど健康的な感覚で、日々のストレスから解消されました。服用を続けるうちにその良い状態が当たり前になってしまうのですが、ラサンテを飲まない時期があると歴然とした差を実感します。ラサンテのおかげで肌荒れも改善して、お肌のトーンも明るくなった気がします。

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――それほど明らかな効果があるのですね! 腸内環境を整えるというラサンテですが、その最大の特徴は何でしょうか?

大本:
「乳酸菌生産物質」
という成分を大容量詰め込んだサプリです。乳酸菌の商品が沢山発売されているのは、実は乳酸菌が生み出す成分(乳酸菌生産物質)が身体に良いからなんです。でも、腸内に悪玉菌が多いと有害な物質を生み出してしまうので不調や病気を起こしてしまいます。残念ながら多くの現代人は腸内バランスが悪く、その状態では どんなに良い食生活を送っても良い物質は生まれません。
そこで、体外で作ったのがラサンテなんです。21種類の乳酸菌・ビフィズス菌と、国内産の有機大豆を発酵させて生まれた乳酸菌生産物質なのですが、これにはビタミン郡・アミノ酸・ダイエットに必須な短鎖脂肪酸など 517種類の栄養素が含まれています。胃酸の影響を受けず直接腸まで届いて、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしてくれます。更に食物繊維と大豆オリゴ糖も含まれてる画期的なサプリメントです。

――自分の腸内の善玉菌を増やすことが可能なのですね。健康にとって腸はそれほど重要なのですか?

大本:
多くの神経細胞が存在する腸は第二の脳とも言われるほど精密で、ホルモンや酵素、神経伝達物質の他、免疫力の大半も腸で生成されます。だから、腸内環境を整えることは、美しさと同時に健康を手に入れることにも繋がるのです。


大本きみこ Kimiko Omoto
ナチュラルファーマシー ラサンテ代表
1966年8月8日、広島県出身。1994年に広島県福山市にエステサロンを開業。その後スクールを開校し、指導者としても活動。2012年には東京へ拠点を移し、渋谷にグリーンピール専門サロン『PROVENCE』をオープン。高い技術力と深い知識、親身で丁寧なカウンセリングが評判を呼び、モデルや女優を含む多くの女性から高い信頼を寄せられている。2019年には、美肌のみならず身体の内側から健康に、美しくなるために、腸内環境に着目したサプリ「ラサンテ」を開発・販売。 2021年には「ラサンテ」をブランド化。健やかさや美しさにつながる製品や情報を、“ちいさなおせっかい”として届ける活動を開始。
宮前道子 Michiko Miyamae
株式会社SPEAK代表、フリーアナウンサー
1967年7月26日、広島県出身。短期大学卒業後、幼稚園教諭として勤務。退社後所属したモデル事務所で表情や立振舞い、歩き方などの自己表現力を習得、さらにアナウンス養成スクールで言語力を強化してフリーアナウンサーへ転身。数多くのラジオやテレビ番組、さまざまなイベントでレポーター、アシスタント、ナレーター、MCとして情報発信に勤しむ。2013年には株式会社SPEAKを設立し、これまでの経験と実績を生かして講師としての活動をスタート。幅広い分野の企業・組織に向けて研修を行い、一人ひとりの自立性や主体性を育みながら周囲との調和をはかる人財の育成に尽力している。


インタビュー/原稿 神村なほこ
アートディレクション 稲田綾子 nanilani
撮影 川原崎宣喜
プロデュース/ 編集 田頭倫子 nanilani


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