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人材紹介業におけるDXとは?


DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業や組織がデジタル技術を活用してビジネスモデルや業務プロセスを革新し、競争力を高める取り組みのことを指します。
日本では政府が主導となって、DXの推進を支援するための施策を打ち出しており、多種多様な業界で積極的に着手されています。
DXを成功させるには、単にIT技術の導入だけでなく、組織文化の変革や人材の育成も重要と言われています。


1.人材紹介業でDXが必要とされる理由

人材紹介業は、求人案件獲得/求職者集客→マッチング→紹介・面接→内定・成約といった流れを繰り返して売上を積み立てていくビジネスモデルのため、アナログな方法でも業務自体は問題なく遂行でき、事実、紙による情報管理を行っている企業も多くあります。
しかし、特に求職者・企業の検索やマッチング・面接調整などは、顧客の数が増えれば増えるほど工数がかかり、時間を要するようになります。
そうすると、求職者との面談や企業のフォローといった、売上に直接つながるコア業務に割く時間が減り、社内全体のオペレーションコストが増えるため、利益率の低下へとつながっていきます。

なお、デジタル化スマートワークについてはリンク先をご覧ください。

2.人材紹介業におけるDXの具体例

下記は、人材紹介業におけるDXの具体的な取り組み例です。

 ① AIと機械学習の活用
  AIを利用して、求職者のスキルや経験、企業のニーズを分析し、より精度の高いマッチングを実現することができます。
機械学習アルゴリズムを使い、採用成功率や離職リスクを予測することも可能です。

② 自動化ツールの導入
 応募者の管理、面接スケジュールの調整、採用ステータスの追跡など、ルーチン業務を自動化することで、業務効率が向上します。
また、 求職者や企業からの問い合わせに24時間対応するためのチャットボットの導入なども、社員の負担を軽減します。

➂ データ分析
求職者の応募データ、面接データ、採用データなどを測定できるようにし、分析を行うことで、採用プロセスの改善点を特定することができます。
例えば、求職者の応募データを測定することで、どの求人広告・採用チャネルで求職者の集客が多いかを分析し、集客の戦略に繋げていくことができます。

④ オンラインプラットフォームの利用
ビデオ面接ツールを導入し、遠隔地の求職者との面談を可能にします。
また、クラウド技術を活用して、求人情報や応募者情報を一元管理し、セキュリティを担保しつつ、好きな時に・好きな場所から情報を確認できる環境を整えることができます。

 ⑤ 求職者の志向性に応じたサービス提供
 求職者の過去の応募履歴や閲覧履歴を基に、最適な求人情報を提案するレコメンド機能や、求職者がいつ・どこにいても求人情報を検索し、応募ができる、モバイルアプリの提供などが挙げられます。

3.人材紹介事業向けのCRMについて

リクサス株式会社では、人材紹介事業向けの管理システム『LaS』 を提供しております。
LaSでは、候補者の履歴書、面接記録、進捗状況などのデータをシステム上で一元管理できるだけでなく、
マッチングのサポート機能やデータ分析機能など、人材紹介事業に必要な各種機能を兼ね備えております。

その他、事業課題に応じた業務効率化のためのソリューションがございますため、少しでも気になることがございましたら、まずはお気軽にご連絡をください。

人材紹介事業向け管理システム『LaS』についてのお問合せはこちら


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