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朝のひらめき 夜のひらめき/浅見帆帆子【まとめ・感想】

1.はじめに

瞑想というと、以前はスピリチュアル色が強かったり、宗教的なイメージがあったかと思われます。
しかし、現在は科学的にも証明され、多くの著名人も瞑想を実践しています。

本書では、瞑想を生活に取り入れた「瞑想的な生活」が朝・昼・夕・夜にわけて紹介されており、著者がどのように一日を過ごしているかが記載されています。

本書を読むことで、悩みの解決や、生活改善のヒントが見つかります。
もちろん本書には、著者流の瞑想方法も記載されていますが、今回は、瞑想を取り入れることによって効果のある下記3点をまとめました。

「瞑想的な生活」「気分が乗らない時」「人間関係」
一つでも、あなた様のお役に立てることができれば、幸いです(*_ _)ペコリ


2.「瞑想的な生活」とは?

一日中座って瞑想をするわけではなく、心の安定を感じながら、いい気分で過ごす生活です。

その為に必要なことが「今、目の前のことに集中」するということです。

心の安定が崩れるときは、悩みや不安を考えていることが大半だと思います。
「今」に集中することで、その不安や悩みは「今、目の前でそのことは起こっていない」ということに気がつくことができます。

「今」に目を向け「今」を大切にすることが、瞑想的な生活です。

しかし、そのように言っても、気分が落ち込んだり、気が乗らないことは往々にしてあります。

次は、そのような時はどうすればいいのかを記載しております。


3.「気分が乗らない」事の扱い方

やらないといけないが気分が乗らない・・・私自身もよくあります。

そのような気分の時は「今一番やりたいこと」をします。
そんなことはできない!と思われる方が大半だと思います。私もです(笑)

特に会社勤めであれば、不可能のように感じます。
そのような場合は、抱えているものの中で「一番気が乗ること」「一番気楽なこと」から始めてみます。
そのようにして、少しでも気分を上げましょう!

一度作業を始めれば、気分が乗ってきて作業が進んだ、という経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

心理学用語で「作業興奮」という現象で、一度動き出せば、脳細胞が活性化し、やる気や集中力が増すという効果があります。

その為、一番気が乗ることから始める事は、理にかなっている考え方でもあります。

このように、今どうしてもする必要があるという場合は、少ししんどいけれども、動く必要があると思われます。

・・・が、何に対してもやる気がでないという日も、もちろんあります。
そのような日はゆっくり「お休みモード」という意識で過ごすことも必要です。

その時のあなたには、ゆっくりすることが必要なのです。
ゆっくり休めばエネルギーも回復して、また元気になります。


4.「苦手な人」との向き合い方

「全ての悩みは対人関係の悩みである」

とベストセラーにもなった、アドラー心理学の「嫌われる勇気」でも記載があるように、現代社会を生きている我々にとって、人間関係というものは切っても切れないものです。

即実践!とは、出来ないかもしれませんが(私自身も・・・)このような考え方を持つことで、対応できるんだ!と思う事も必要だと思います。

まずは「距離を置くこと」が最初のステップです。

はっきりとした理由があり、自分自身に不利益をもたらしている相手から、離れることはもちろん必要です。

しかし、特別な理由がなく「モヤモヤ」するという感覚でも離れていいのです。

少し薄情な印象を持たれるかもしれませんが、そのような考えを持つだけでも、スッキリする事もあります。

「モヤモヤ」したり「しんどい」と感じるのは、これから先もずっとこの関係を続けていかないといけない、という考え方に縛られているのかもしれません。

また、直感というものは、無意識に感じ取っているサインでもあるので、意外と見過ごすことはできません。

実際に離れることに、まだ抵抗を感じる方は「離れてもいい」という考え方を持つことで、気持ちが楽になるかもしれません。


5.おわりに

今回は「瞑想的な生活」「気分が乗らない時」「人間関係」の3点をまとめました。

「今」に集中し「今」を大切にする。
「今一番やりたいこと」をして、気分を高める。
「離れてもいい」と考える。

あなた様が、少しでも気分良く日々を過ごすことができれば幸いです。

私たちが抱えている不安や悩みは「今ここ」で起きているわけではありません。
過去を思い出したり、未来を想像している時に起こっています。
瞑想により「今ここ」に意識を向けると「今は何も問題は起こっていない」という事に気づく事ができます。

どんな心配事も「過去か未来」の産物です。

決して問題から目を逸らしているわけではなく、このように考えることができれば、日々を穏やかに過ごすことができると思います。

私自身も、この考え方を理解しているつもりですが、実際はうまくいっておりません。

しかし、このような考え方もあるのだと知っているだけでも、気分良く日々を過ごすことができるのではないでしょうか。


★ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます。

読書記録やFF14など、興味の赴くままにアウトプットしております。

他にも様々なことを記載していきたいと思いますので、気になった方は是非スキ・コメント・フォローして頂ければ幸いですm(*_ _)m


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