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数ヶ月、緊迫した状態なのに無職でぶらぶら過ごしたが・・。

2024年3月5日。
昨年秋に仕事を退職して以来、ヘビー級の重い腰が上がらず、仕事探しを全くしていなかった。
専業主婦の頃から「何か自分でやったらいいのに」「起業していそう」などと漠然と言われることが多かったことを、これまた漠然と思い出し、
「そうだなあ〜、自分で何か始めるのもいいかもなあ〜」と、クリクリパーマで菓子器に入った煎餅をボリボリ食べつつ、ジャージのゴムのあたりをこれまたボリボリ掻いて、タイの涅槃仏のような格好で「午後は〇〇思いっきりテレビ」を見ている・・ような、そんな日々を過ごしていた。

ところが夢現だった半目を、見開くような出来事が。
すっかり開封を忘れていた郵便物。開けてびっくり玉手箱、マンション更新のお知らせだったのだ。どうする家康!?いや私!
「ぎゃああああああ!!!!」町内に響き渡る絶叫。

遺跡の発掘レベルで、今、長い眠りから甦った。

3日は長男が夕食を食べにきた。
国産うなぎ(とても小さいものを更に細かくカット)、
いくら、きゅうり、紫蘇、卵(卵焼き器がないので不格好なのはご愛嬌)、
ベースはミツカン様の五目ちらしを使って。
蛤のお吸い物が飲みたかったなあ。
長男に大きな茶碗蒸しを作ってもらった。

本日は次男が泊まりに来るけど、さて何を作ろうか。
懐事情でかなり質素な夕食になること間違いなし。

前職の退職からこれまでの約半年間、ボケボケしていたこの時間は他人様から見れば「金もないのに何をやってるんだ!早く動き出せよ!!」と胸ぐらを掴みたいほど最高にイラついたことだろう。
それ以前、さまざまな出来事が降りかかり、「ここからはもう上がっていくしかないから」と慰めてくれる人が言葉を失うほど、その次もその次も奈落の底に落ちていくようなドラマティックな展開が訪れ、全ての意欲は失われた。
だからこそ、私にとってこの数ヶ月は休息&癒しの時間だった。50数年生きてきた中で、数ヶ月休んだっていいじゃないか にんげんだもの みつを。

起業のための事業計画や調査、コンタクト等々も細々やりながらではあったが、もうタイムリミットであることは明白だ。
起業について折り合いをつけられないのは、こっちも同じく資金不足。
涅槃仏は飛び起きて、郵便物開封直後に面接の練習も兼ねて5社に応募をした。
またあの怒涛の求職活動を始めるのだ。




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